不動産投資の基本は「目標設定」「余剰資金」「長期」

不動産投資の基本は「目標設定」「余剰資金」「長期」

現在の生活維持や将来を見越して「お金を増やしたい」と思っているサラリーマンであれば、「投資」をするしかありません。

 

金融系シンクタンクの調査では年収500~700万円のサラリーマンであれば50%近くの人が何かしら投資をしているというアンケート結果が出ています。

 

今はスマホでも手軽に投資ができる時代になっています。お小遣い稼ぎ的な考え方で始める方も増えているということです。

 

スマホによる投資で数千円でもお金を増えたことが実感できれば、「株式投資」などの本格的な金融投資や現物の「不動産投資」にステップアップしていけると思います。

資産運用の基本は「目標設定」「余剰資金」「長期」

資産運用の基本的な考え方は大きく3つあります。この3つを意識することで安定したリターンをつくることができます。これは「株式投資」「不動産投資」など全ての投資に共通している重要な内容です。

資産運用の基本的な考え方
  1. 目標設定を明確にする
  2. 必ず余剰資金で行う
  3. 長期的な運用をする

目標設定を明確にする

投資を行う際は、目標の金額を決めておくことが上手な運用のポイントです。

 

「教育費のために500万円」「住宅ローンの繰上げ返済のために1,000万円」など具体的な目標を立てることです。

 

会社では目標数値などを意識して働いていたとしても、自分のお金の目標などを決めていない人が大半だと思います。

 

まずはゴールを意識することです。そして達成した暁には実際に利用することです。

 

ゴールがなければマネーゲームを興じるだけの生活になってしまいます。

必ず余剰資金で行う

投資をする資金を生活費から出してはいけません。投資のリターンがなければ生活を圧迫するような考え方は、パチンコで生計を立てているようなものです。

 

投資は確実に利益が得られるものではありません。損失を受けることもあります。

 

生活費から捻出することで、精神的にも余裕がなくなってきます。毎月、積立貯金をしているのであれば、その分を投資に充てるなど「余剰資金」で実施することを基本としなければいけません。

長期的な運用をする

投資は「宝くじ」ではありませんので、短期でたくさん儲けることは不向きです。

 

中にはIPO株に投資をして大きく儲けることができる場合もあるかもしれませんが、これは稀なケースと思っておいたほうが良いです。

 

投資は利益が出るまでに時間のかかります。不動産投資などは数十年保有して売却することにより最終利益が確定するものもあります。

 

サラリーマンであれば生活に影響が出ない程度に安全に投資をするべきです。

資産運用を一つに絞らない

資産運用においては「分散で投資する」という重要な考え方があります。

 

「株式投資」や「不動産投資」に限らず、どれか1つの運用方法に絞っていると、利益が出ているときは良いのですが、もし損失が出たときにリカバーできないというリスクがあります。

 

それを避けるために複数の運用方法を併行して行う「分散投資」は、大きなリスクを回避する方法です。

 

この分散投資は新型コロナウイルス感染拡大以前より重要であるということは方々で説かれてきました。

 

コロナ禍なり一層、資産を分散させることの重要さを感じている人が増えてきています。

ローリスク・ロングリターン型の不動産投資

不動産投資は、先ほどの運用投資の基本ができるのであればサラリーマンに向いている投資方法です。

 

株式投資のように日々チェックすることで一喜一憂することもありません。

 

一度保有することができれば、長期的に家賃が入ってくるという精神的な安定も得られるようになります。

 

「不動産投資」だけというのもリスクがありますので、株式投資などの金融系投資などを上手に組み合わせて、自分にあったポートフォリオを作るべきだとおもいます。

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