コロナ禍による建物の「減築」は新たなトレンドか

コロナ禍により建物の「減築」は新たなトレンドか

人がいるエリアでは建物は増えていくものです。コロナ禍においても東京近郊では大型商業施設のオープンやリニューアルやオフィスビルが開業します。

 

しかし、コロナ禍による新しい生活様式が本格的に浸透すると人の流れも大きく変わってきます。

 

3密(密集、密閉、密接)を避けるべく、人が集まりにくい環境にせざるを得ません。

 

新しくオープンする施設やビルもそれほど多くの人数が来ない可能性も出てきます。

倉敷市の駅ビルは8階から3階に変更

人が少なくなる施設を維持していくのは大変です。その流れを受けるかのように地方では施設の「減築」という動きが出てきています。

 

「減築」として注目を集めたのが岡山県倉敷市にある駅ビルです。コンパクトに 倉敷駅を従来の8階から3階建てに変更しました。

 

2015年、岡山県倉敷市の玄関だった倉敷駅はそれまで8階建てだった駅ビルを減し、街のランドマークだった駅ビルは、コンパクトな駅舎へと姿を変えたのです。

 

当時はホテルも入る商業施設ビルでしたが、人の流れが減少することは避けられず、減築することになりました。

減築は不動産価値を維持するために必要

「減築」は「増築」とは異なり聞きなれない言葉ですが、最近では一般的にも使われる用語となりました。

 

建物をより使い勝手をよくする試みとして建築分野でも注目されています。

 

よく「減築」するとみられるのが、子供が独立して人数が減った世帯にあわせて行うリフォームです。

 

最低限の生活スペースを確保して、庭などを拡張するような家庭も出てきています。

 

より長く不動産を利用するための手段としては有効な考え方で不動産価値を維持にもつながります。

 

人口減少時代に入った日本では、様々に建物にも減築が求められている状況になるかもしれません。

テレワーク拡充によるオフィスの在り方

しかし東京都内に限ってみれば、オリンピック特需もあり商業施設とオフィスビルの建設は止まることがありません。

 

各地域の開発に合わせて交通網も整備され、多くの人が東京に流入してくるようになります。

 

東京メトロ日比谷線の霞ヶ関駅と神谷町駅の間に虎ノ門ヒルズ駅が新規開業しています。最近では高輪ゲートウェイ駅も新駅として注目されました。

 

特に虎ノ門ヒルズ駅の一帯は、駅開業後も森ビルや東京都などによって開発が続く予定になっています。

 

虎ノ門一帯は、今後の数年間で大きく変貌するため人の流れは期待されます。

 

しかし、今回のコロナ禍によるテレワークの拡張により、オフィス自体の存在価値も問われるようになりました。

 

東京都の一極集中によるビジネス拠点の考え方は、通勤電車の混雑を助長するような動きです。

 

政府が求める「新しい生活様式」とは正反対の進め方のため、今後の計画にも影響が出てくるのではないかと思います。

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