4月から身に付けたい習慣は「勉強」「運動」ではない

新型コロナウイルスは世界でもまだピークは先という見解が多く、夏まで長期化するような感じです。東京でもロックダウン（都市封鎖）の可能性が連日議論していますが、社会的な隔離になり経済ダメージが計り知れません。

個々の意識を高めて急速な感染拡大を行うことが必要だと思います。「まだ大丈夫だろう」「自分がかからない」という意識で行動していることは大変危険です。本当に不要不急の外出は自粛すべきだと思います。間違った行動により我々の生活を苦しめること避けるべきだと強く思います。

4月は新しいことを始める良いタイミング

今日で新年度に入りました。進学、就職、転職で生活環境が一新する人も多いと思います。また新年の1月と同じように新しいことを始める人も多い季節でもあります。

今から始めることで年内に結果を出したと思うのであれば良いタイミングだと思います。1ヶ月、3ヶ月、半年と節目となる時期を暖かい季節から開放的な夏の間を通じて行えるので前向きできるのではないかと思います。

4月から実際に始めたいことは何があるのでしょうか。「英会話」「運動」「ダイエット」など自分の身になることを始めるイメージが多いのではないでしょうか。

実際に「英会話教室」や「ジム」は初月無料キャンペーンなどを実施して新規獲得が活況する時期でもありますので、コスト的にも新しいことを始めやすい環境が揃っているかと思います。

しかし実際に始めたいものは世の中の情勢を反映しているのか「貯金」「節約」と堅実なものでした。

引用：マイナビニュース

その結果を裏返すかのように4月からやめたいことは「浪費」でした。不規則な生活や暴飲暴食も無駄なお金の使い方につながる内容です。意識的にお金に対しての改善をしたいということなのでしょう。

引用：マイナビニュース

さきほどのアンケート結果から「暮らしを守る」ためにお金の使い方を改めたいという意識が見えてきます。

具体的な行動として「お金を貯めたい、増やしたい」ということに繋がります。

コロナウイルスの影響で株式市場が不安定な中で、「株式」を始める人が増えているようです。いわゆる投資をしてお金を増やすことに積極的になったということでしょうか。

「投資」は「資産形成」や「資産運用」として使われます。まだ「投資」を始めたことがない人にとってはギャンブルのようなイメージを持つかもしれません。

しかし「投資」という行為そのものは暮らしを守るための手段の一つです。貯金はすでに始めている人も多いと思いますが定期預金か普通預金が大半かと思います。

しかし今後、コロナ不況が長期化し雇用にも影響し、給料も上がらないような現実になった際には、貯蓄だけでそれらをカバーすることは難しいです。

やはり「投資」をして「お金を増やす」という選択をするしかありません。

「お金を増やす」からと言って全財産を投入するのは極端すぎます。

生活を守るため、手元に置く財産を作っていくことを「資産形成」なので、貯金をベースに余裕ができた資産を元手にその資産を増やしていくことが最適です。

資産形成についてゼロから考え始めた人は貯蓄だけではなく「貯蓄と投資」の併用するのが一番安定しています。

「給与からの天引き分の1割を投資に回す」「ボーナス時期は多めに投資に使う」などの一定のルールを作ることで安全に運用ができ、確実に資産形成につながります。

資産形成が大事だとして「お金」を貯め続けることもよくありません。

「お金の使いどき」としての目標設定が必要です。「3年後に家を購入する頭金にしたい」「5年後の子どもの大学進学費用にしたい」などのライフイベントを設けておくことも重要です。

「お金をいつ、何に使うのか」を考えることはシンプルながら非常に大事なことなのですが、中々思うようにできません。

簡単なテキストでも良いですし、Excelなどの表を作成することができるのであれば一度ライフプランを可視化することをお勧めします。

気分も改まる新年度にライフプランを立てることで資産形成に始めるのに良い時期ではないかと思います。