貯金を確実に1千万円するための方法

冬のボーナス支給も終わり、繁華街やショッピングモールでは早くもセールに向けて賑わいを見せ始めています。年末年始ともなると地元に帰る人も多く何かとお金が出ていく時期でもあります。

 

それでも毎年のボーナスの利用目的の第1位は「貯金」になっています。日本人の気質からか将来のために貯めることが当然のようになっています。

    • 第1位:貯金・預金
    • 第2位:旅行
    • 第3位:衣服
    • 第4位:外食
    • 第5位:食品

それでは貯金をどれくらい貯めることを目標にしているのでしょうか。理想の貯金金額は年収の1.5倍~2倍  と言われています。500万円の世帯年収であれば750万円~1000万円という金額です。

 

年間100万円を貯めることができたとしても10年近くかかる計算です。そう簡単ではない金額ですね。どうすれば確実に1000万円貯めることができるのでしょうか。考えてみたいと思います。

 

「収入を増やす」ことをしている

まずはサラリーマンであれば本業での収入を増やすことにつきます。これは新入社員でも管理職でも役員でも同じです。起業した経営者も同じです。

 

そうは言っても「年収がもう上がらない」と嘆く人もいるかもしれません。一昔前であれば「転職」してステップアップすれば良いと考えられてきました。しかし今はどこの企業に行ってもそう簡単には上がりません。

 

AIやデータアナリストのような専門的な知識があれば、どの企業も厚遇で迎えられますが、限られた人たちです。

 

数年前ではスマホを中心としたゲーム業界でプログラマーが同じような人気職種ではありましたが、現在はゲーム自体の盛り上がりも落ち着きニーズも一段落しています。今人気のある職業もいつまで持つかわかりません。

 

ほとんどの人は本業での収入を増やすことで億の資産を形成しています。結局はこれに尽きるというか、一日の大半を費やす本業で成果を出すことが、充実した人生と資産確保を両立できる方法なのだと思います。

 

そうなると今の中心は「副業」です。「複業」とでも言ったほうがいいかもしれません。年収を上げていくより、少しでも他の方法で収入を上げていくほうが賢明な時代になりつつあります。

 

「お金を増やす仕組み」をつくっている

「不労所得」と呼ばれる仕組みを考えることもこれからは重要になってきます。「お金に働いてもらう」ということです。お金を使って資産を増やしていくことです。

 

株式投資での配当金などは一番わかりやすいものかと思います。今であれば積立投資などで少額で利用することもできます。

 

特にiDeCo(個人型確定拠出年金)やNISA(少額投資非課税制度)は税制面で優遇されています。長期的に資産形成をしても良いのであれば、利用すべき制度です。

 

また投資しても良いまとまったお金があるのであれば、金融機関から融資(アパートローン)を受けて不動産を取得し、他人に賃貸で貸し出すことで収入を得ることもできます。

 

アパートローンを組んでいるため、最初は資産ではありませんが、完済すればすべて自分のものになります。最終的に現金化すれば大きなお金になります。

 

都内の中古のワンルームマンションを購入しておけば、数十年運用していれば家賃収入と売却益で1000万円の現金をつくることは比較的可能な方法です。

 

「生活レベル」は変えていない

貯金を1千万にしたいのであれば生活レベルを変えてはいけません。収入が増えたらご褒美も兼ねて外食傾向になり、嗜好品を購入するというパターンになりがちです。

 

支出が増える家計は、間違いなく「お金」はたまりません。私の知り合いで副業でお金を貯めて不動産投資をしている人を見ていると両極端に分かれます。

 

豪華に生活を楽しみたい人は海外旅行やクルーズをしたりして有意義に過ごされています。一方で堅実な生活を維持している人は、頭金を貯めてさらに不動産を買い増したり、株式への投資額を増やしてさらなるリターンを得ようとしています。

 

どちらが良いのかはその人の考え方によりますので正解があるわけではありません。しかし生活が一定であることは収入が減ったとしても耐えれることができます。

 

まとめると「1千万を貯める」というポイントは下記になります。

1千万を貯める方法

・「収入を増やす」ことをしている
・「お金を増やす仕組み」をつくっている
・「生活レベル」は変えていない

難しいか簡単かは人によりますが、意識をせずに普通に生活しているだけでは貯まらない と思っておいたほうが良いと思います。