不動産投資で失敗する一番の要因は何か

不動産投資で失敗する一番の要因とは何か

株式市場全体がコロナ禍前の水準に戻りつつあります。3~4月は日経平均やダウ平均を見るのもつらい時期が続きました。

 

粘り強くホールドされていた方や、底値を見込んで大量に購入された方は、ひとまず安心し始めているのではないかと思います。

 

しかし株式相場は一喜一憂をする場面が多いです。不動産投資であれば、間違った物件を購入しなければ安定した収益を得られます。

 

コロナ禍においては副業の一つとしても安定収入が見込める「不動産投資」が注目をされています。

 

一部のサラリーマンの間では不動産投資への興味が再び増えてきているようです。

それでも失敗する不動産投資

「不動産投資」ということで検索すると、「失敗」という言葉がセットで表示されます。

 

一般的には「不動産投資」という投資は「株式投資」と違ってネガティブな印象が先行します。

不動産投資のイメージ
  • 優良物件でないと失敗しそう
  • 多くの借金をするので怖い
  • いきなり営業電話がくるので信用できない
  • 騙されそう
  • お金にゆとりがある人しかできない

加えて、ここ数年来の「不正融資」や「施工不良アパート」などの悪いニュースが連続で発生したため、不動産投資自体が「良くない投資」というイメージがついています。

 

確かに一部の不動産会社による不正は事実として認めるしかありません。

 

しかし「不動産投資」自体は昔からある「賃貸業」になります。多くの富裕層も必ずといってよいほど「不動産ビジネス」をされています。

不動産投資で失敗する原因

不動産投資で失敗するのはどんな状況のことを指すのでしょうか。

「収益性の悪い不動産を購入した」

「金利の高い融資を受けてしまった」

「対応の悪い管理会社だった」

 

これらの結果になるには、原因となるものがあります。総じて共通するのは下記の2点です。

不動産投資で失敗する原因
  1. 正しい知識を身につけていないこと
  2. 不動産会社に丸投げしすぎたこと

特に「正しい知識」なく「儲かる」というイメージだけで始めてしまうと、後々損をしてしまうことになります。

 

「正しい知識」がないからこそ、お金で解決する形で「不動産会社」に丸投げしてしまっていると、言われるがままに不必要なお金を払っていることになりかねません。

本当の失敗の原因は「欲張ること」

不動産投資で一番失敗する原因は「欲張ってしまうこと」です。

 

最初の不動産物件で順調に収益が回っているのであれば、「もっと儲けたい」と購入物件を増やしていく心理が働きます。

 

そうなると不動産を購入することが目的になってしまうのです。

 

不動産投資で複数戸持つことは、安定的にキャッシュフローを得るには不可欠です。

 

ワンルームマンションを一戸より、小規模でもアパート一棟持つほうが安定するのは確かです。

 

しかし所有する不動産の規模に関しては上限というのは決めるべきだと思います。

不動産投資はゲームではない

人によって基準は様々あると思いますが「融資してくれるから」「良い物件があるから」といって購入し続ける必要は全くありません。

 

大家同士の集まりでは、お互いの不動産物件を自慢しあうような傾向があるようです。

 

そこに勝ち負けのようなゲームのルールは全く必要ありません。不毛な争いでしかないと思います。

 

不動産投資をゲーム化を助長するのは、まぎれもなく「欲張ってしまうこと」が原因です。

 

自分の上限を決めた不動産を購入したら、粛々と返済を行い資産化することほうが健全で、本来あるべき「不動産投資」の姿だと思います。

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