コロナ禍で自宅で過ごす時間が多くなってきています。
家で過ごす時間を快適に過ごすために少しでも広い部屋に住みたいと考えるでしょう。
特に賃貸で暮らしている人であれば自宅購入を検討している人も多いかと思います。
家を購入するのであれば「住宅ローン」を組むことになります。
住宅ローンで数千万の借入金がかかる
住宅を購入するとなると数千万円のお金が必要になります。
30年以上のローンを組む人が多いと思います。
30歳で住宅ローンを申し込みをして給与で返済し続けても、完遂することには60歳と定年になっているのです。
もちろん途中で「繰り上げ返済」などで期間などを短くすることもできます。
しかし30年間を給与だけで返済することになるのです。
同じ不動産でも「住宅ローン」より「アパートローン」のほうが返済するリスクが少ないと言われています。
不動産投資するにはアパートローンが必要
「アパートローン」は一般的には聞きなれない金融商品だと思います。
その名の通り「賃貸アパート」を購入するための「ローン」です。
「アパートローン」は不動産投資をするための「ローン」なのです。
「賃貸アパート」は自宅を購入するのと同じくらい、数千万円~数億円が必要な不動産です。
現金だけでアパートやマンションを購入することはできません。
そこで「アパートローン」が必要になってくるのです。
アパートローンには二種類ある。
不動産投資ローンには金融機関には「アパートローン」と事業者向けの「プロパーローン」があります。
「アパートローン」は主にサラリーマン向けに設定されたもので「住宅ローン」と同じようにパッケージ化されています。
融資を受けるためには住宅ローンと同じく金融機関から評価される必要があります。
通常、銀行などの金融機関から融資を受けるためには属性と金融資産状況で審査されます。
サラリーマンなどの会社員はすでに返済能力があると評価され融資には有利とされています。
サラリーマンの属性評価としては勤務先や勤続年数、年収などが挙げられます。
またクレジットカードで滞納が無いかなどの信用情報も重要な評価ポイントです。
また金融資産としてどれだけの貯金を持っているかも大事です。
現金だけでなく、株投資されているのであれば保有状況や確定拠出年金なども合算して評価されます。
家族がいるのであれば配偶者の貯金なども含むことができます。
これらの属性評価と購入する「賃貸アパート」の物件評価があれば、初心者でも数千万円規模で融資を受けることができます。
これは自営業者では難しい条件ですが、会社員ならではこそ活用できるメリットです。
アパートローンは住宅ローンより安全である
不動産投資に関する融資の返済は基本「家賃収入」です。
この点が同じ不動産でローンを申し込む「住宅ローン」とは大きく違います。
住宅ローンも同じく属性と金融資産にて審査され融資を受けることができます。
しかし返済は本業である「給与収入」から返済することが前提です。
本業の収入が低下すれば、住宅ローンの返済ができなくなってしまうリスクがあります。
しかし不動産投資の場合は、家賃収入ということで入居者が返済してくれるという点は、大きく違います。
しかも返済完了すれば不動産は自分のものになるのです。
入居率がある程度維持できている不動産を購入できれば、その間は自分の給与収入から返済することはありません。
同じ不動産のローンでも返済方法が異なるためアパートローンのほうが返済リスクが少ないのです。
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