コロナストレスで「自宅喫煙者」が急増中

コロナストレスで喫煙者が増えている

東京都は政府からの緊急事態宣言に続き、ステイホーム週間として不要不急の外出禁止が余儀なくされています。

 

仕事自体もリモートワークで1か月以上になる会社員の方も多いのではないかと思います。

 

普段はリラックスできる自宅とはいえ、仕事場と化した慣れない環境からストレスが溜まっている人も多いようです。

喫煙することでストレスを解消

普段は吸わないたばこの量も自宅で仕事をするようになってから、本数が増えたという人が急増しています。

 

「思うように仕事ができない」「パソコンが固まってしまう」「コミュニケーションが取りずらい」などのイライラが募ることでストレスが増加しているのです。

 

世の中は健康面、環境面から禁煙の方向に進んでいます。通勤時やオフィスであれば喫煙するエリアも年々厳しくなりたばこを吸う機会も減ってきています。

 

また喫煙する時間も主に昼休みや業務の合間、業務終了後が主な時間となり、禁煙者の視線を気にしながらたばこを吸うのが現状です。

 

自宅にいると「周りの目を気にしなくていい」という心理も助長して回数が増えているようです。

新型コロナウイルスにはたばこは厳禁

しかし喫煙は今回の新型コロナウイルスに対しては禁止すべき行為のひとつとなっています。

 

世界保健機関(WHO)はすでに3月20日、「新型コロナウイルスに感染した場合、喫煙は重症化のリスクを高める」と注意喚起する声明を出しています。

 

肺炎による重症化の予防策として禁煙は必然のことです。

 

呼吸器系疾患の専門家や医療関係者の国際的な組織「国際結核肺疾患連合」では禁煙だけでなく、たばこ会社に製品の製造と販売の停止も呼び掛けています。

喫煙者の重症化するリスクは14倍

中国の研究チームは調査した新型コロナウイルス感染者調査した結果は衝撃的な内容になっています。

喫煙者のリスク
  • 喫煙者の重症化するリスクが約1.7倍
  • 集中治療室(ICU)への入室するリスクも約3倍喫煙者
  • 重症化リスクが14倍 ※別調査

禁煙することで新型コロナウイルス感染症への抵抗力は回復するのは間違いないようなので、これを機に禁煙をするべきだと思います。

ストレスによる依存症リスクが高まっている

普段慣れない生活サイクルになっていることでストレスがピークになっています。緊張感のある生活を緩和するために禁断症状が出てしまいますが、耐えるときでもあります。

 

先週末のニュースでは大阪では営業しているパチンコ店が公表され、ギャンブル依存症とも思える人々が列を成している映像が流れました。

 

また「アルコール依存症」「買い物依存症」「ゲーム依存症」など普段は抑えることができたはず行動が止められなくなっています。

 

「ストレスを貯めるな」とはいえないのですが、生活に悪影響を与えるものは控えるようにしないといけません。

 

個人で抑えきれないのであれば、家族や友人に禁止する宣言など自戒する機会を作らなければ、この緊張感のある長期間の生活は乗り越えることができなくなります。

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