女性が無意識にハマりやすい「5つの浪費」

5つの浪費

正社員として働き年収も安定しているのにも関わらず「貯金」が貯まらない若い世代の独身女性が増えているようです。知らない間に赤字家計になっているケースも多いので注意が必要です。

 

毎月の給料やボーナスがあるのにお金が貯まらないのは不必要な支出が増えている証拠です。とくに「浪費」と呼ばれるような支出があると絶対にお金は貯まっていきません。

 

しかもこの「浪費」は普段の何気ない生活から生まれているため、自覚することがありません。

 

実はすでになっている「隠れ浪費家」

節約や貯金をしようと思ってはいるけれど、気づけばいつもお金がない人は、確実に浪費癖がある人です。

 

「私はギャンブルもしていないし、ブランド志向でもない」と思っているかもしれませんが、無意識のうちに「隠れ浪費家」になっていることを気が付かなくてはいけません。

 

浪費癖のある人にありがちなのが、財布の紐が緩みやすいタイミングで、意識せずにお金を使いすぎているパターンがほとんどです。

 

特に女性がハマりやすい「浪費」パターンがあります。

 

ハマりやすい「浪費」とは

ハマりやすい5大浪費
  • 無駄な食事会
  • 高すぎるランチ
  • 帰宅途中のショッピング
  • 2泊3日の旅行
  • 継続しない習い事

社会人の女性であれば、普段の生活で思いつく内容かもしれませんが、このお金がジワジワと家計に響いていてくるのです。

無駄な食事会

無駄な食事会

惰性で女子会や飲み会に参加していることはないでしょうか。1回4000円の飲み会に週2回参加していたら、1カ月で3万2000円になってしまいます。

 

無意識に「自分でもつまらない」「時間とお金を無駄にしているかもしれない」と思っているのであれば「浪費」していることになります。

 

そのように感じているのであれば、思い切って参加をやめてみましょう。友達との関係でいきなりは無理と思っているのであれば、回数を週1回にするなど減らしていきましょう。

 

高すぎるランチ

女性のランチ代が男性より高くなりやすい傾向があります。ランチタイムにオフィス街に出ると多くの女性社員の方がまとまって、少し高めのランチのお店に入るのを見かけます。

 

男性であれば、ファストフードやラーメン店などで短時間で済ませることもできますが、コミュニケーションの場としてもランチは重要な場合は、ゆったりとしたお店を選びたいと思います。

 

また見栄やプライド、社内の人間関係などがネックになってランチをやめられない人もいるでしょう。 これも1回のランチ代が1500円だとすると、20日間で3万円にも上ります。

 

帰宅途中のショッピング

駅ビルでのショッピング

東京都内に勤務している人であれば、ターミナル駅などで乗り換えをする人も多いと思います。その際に駅に直結しているアトレやデパートに立ち寄る女性も多いと思います。

 

時間つぶしに何気ないウィンドーショッピングのつもりでも、気になる商品に出会ったとしたら、自分へのご褒美やストレス発散を理由に衝動的に買い物をしてしまう人は要注意です。

 

高価なブランド品でなかったとしても、日常品として購入していくことで予定外の出費が積もり重なっていきます。

 

また最近はクレジットカードやキャッシュレスで現金を出さずに気軽に買い物ができてしまうので、なおさら無意識に浪費をしてしまう可能性が高いです。

 

2泊3日の旅行

2泊3日の旅行

最近多いのは土日の1泊2日の温泉旅行ではなく、金曜日の最終から旅行をする2泊3日でのプチ旅行が流行っています。LCCなどを利用すれば弾丸での海外旅行もできる時代です。

 

長期休暇を利用しなくても非日常感が味わえます。ましてや世間的には「働き方改革」で残業はなくなり、有給消化も奨励されているので更に利用する機会が増えてくると思います。

 

旅先では非日常感を味わいたいという思いから、つい財布の紐も緩みがちになります。 旅行計画を立てるときに購入する商品を決めていれば良いのですが、偶然の出会いということもあります。

 

特に初めて行く地域であれば、旅先で気になるアイテムを見つけると、「ここでしか買えないかもしれない」と思い、衝動買いをしてしまう場合が往々にしてあります。

 

継続しない習い事

継続しない習い事

「浪費」とは対極に「投資」はするべきという考え方があります。「自己投資」もその一つです。「自己投資」の本などに書かれているものには「自分への投資はお金を惜しむべきではない」ということが書かれています。

 

「自己投資」の考え方としてお金を使うことは、決して間違いではありません。しかしこれは「継続できる」ということが前提になります。

 

長続きしないジム通いやほとんど利用しない英会話スクール、欠席することも多くなったクッキングスクールなどにお金を使っているなら、これは「浪費」をしていることと同じになります。

 

無意識の「浪費」こそ改善ポイント

普段の生活でストレスがあるからこそ「お金を使う」ということは悪いことではありません。

 

しかしその目的が明確ではなく無意識に定期的にお金を使っているとしたら、「浪費」の可能性が高いので、考えを改めるべきです。

 

「浪費」を無意識で行っているからこそ改善できる余地があるのです。

浪費を改善するチェックポイント
  • まずは毎月の支出をすべて書き出し、問題点を見つける
  • 必要な物と必要でないものに明確にルールをつくる
  • クレジットカードは持ち歩かず、1週間分のお金を現金で持ち歩く
  • お金のかからないストレスの発散方法を見つける
  • 整理整頓をし、必要のないものを捨てるようにする

本当に必要なものだけを見極めて浪費癖にならないようすることが大事です。

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