満員電車を避けるための「セミリタイア」はもったいない

満員電車を避けるための「セミリタイア」はもったいない

満員電車を避けるためがセミリタイアはすべきでない

不動産投資をしてセミリタイヤすることが目的になっている人が一定数いらっしゃいます。

理由は様々ではありますが、働かなくても生活ができることが「勝ち組」としてのステータスを得ることができるのではないかと思います。

セミリタイヤをする理由
  • 自由な時間がほしい
  • 満員電車に乗りたくない
  • 会社の人間関係に疲れた
  • 昇給せず、職場環境が悪すぎる
  • 会社に依存しない暮らしがしたい

どちらかというと現状の不満を解消するために「セミリタイア」をすることを目指しているのだと思います。

セミリタイアをするには、ポジティブに「新しいことを挑戦したい」などの要素も実は必要です。

目標なきセミリタイアは後々苦労をするからです。

会社員であることのメリットを再確認する

経済的自由を勝ち取って会社を辞めることは悪いことではありません。

しかし会社で働くことが全て悪いというわけではありません。

サラリーマンであることのメリットも当然あります。

会社員のメリット
  1. 毎月一定のお金が手に入る
  2. 社会的信用が高い
  3. 社会保険や年金が優遇される
  4. 福利厚生がある
  5. 税金の対応を会社がしてくれる
  6. 人間ドックが受けられる
  7. 規則正しい生活ができる

これは個人事業主(フリーランス含む)と比較すると、そのメリットが歴然とわかります。

会社に色々と管理はされるのですが、それは「労働者」としての権利を守ってくれているということなのです。

これはそう簡単に捨てることはできません。

辞めることは自分の意思だけでいつでもできますが、会社に入ることは自分の意思だけでは実現できません。

テレワークでセミリタイアに近い生活ができる

コロナウイルス感染拡大予防に思わぬライフスタイルの変化が現れました。

テレワークは働き方を大きく変えてしまったのです。

さきほどの満員電車に乗ることもありません。

いつも上司の機嫌を伺いながら仕事をすることも少なくなります。

面倒な飲み会もほぼ参加することはありません。オンライン飲み会は一時期話題になりましたが、今はメインではなくなりつつあります。

テレワークは在宅勤務になるだけではありません。

フレックス時間を根底から変えていくのです。

午前中働いて、私用で3時間抜け出して、夕方からまた働くようなこともできるような会社も出てきています。

働く場所、時間を選ばなくなってきているのです。

これでも生産性が落ちることなく、業績が伸びていけるのであれば経営側も積極的に導入していきます。

既存の仕事内容の関係で思うような制度ができない会社も多いかと思いますが、この考え方は確実に浸透していくと思います。

そうなればセミリタイアに近いようなメリハリのある生活ができるようになります。

セミリタイアをしたい人は少なくなった

そのようなライフスタイルの変化で、以前よりも不動産投資でセミリタイアをする人は少なくなりました。

経済的自由だ」といって海外旅行を満喫して、外車を乗り回して、連日パーティをするような生活は、ややオールドスタイルになりつつあるのではないかと思います。

その生活自体に価値観を見出せない人が増えていると思います。

むしろ、余裕のある生活ができ時間をつくることができるのであれば、「社会貢献」をしたり、ライフワークに没頭するなどの暮らし方が理想とされていくのではないかと思います。

その準備期間として情報をアンテナを広げるために会社員でいることを選択している人も多いのです。

セミリタイアでのんびり暮らしたいと思っている人は少なくなっていると思います。

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