経済が不安定な中で40代前後の人を中心に「今の仕事を辞めて自由な生活を送りたい」と考えている人が増えているようです。
定年を待たずに早期退職することを「アーリーリタイア」と呼ばれています。
早い人であれば20~30代でもリタイアをした人も出てきています。
不動産投資でリタイアができる理由
リタイアするには生活に困らないお金を持つことで実現できます。
その方法は2つです。
- 生活に必要なお金を持つか
- 働かずともお金をつくる仕組みを持つか
生活に必要なお金は個人によって差があります。30万円でも足りる人もいれば、100万円でも満足しない人など様々です。
3000万円必要なのか1億円以上貯めないといけないかは、条件が異なりますがサラリーマンが短期間でお金を集めるには難易度があります。
そうなれば、働かずともお金をつくる仕組みである「不労所得」を考えることが一番確実です。
そういう点では安定的にリタイアができるのは「不動産投資」が適していると思います。
サラリーマン投資家でも100室持てる
それでは、どれくらいの規模の投資用不動産を持てばいいのかという話になります。
これも先ほどのどれだけの現金(キャッシュフロー)が毎月必要になるかということになります。
当然ながら区分マンション一室だけではリタイアができませんので、複数戸持つ必要になります。
不動産投資でリタイアするのに、50室、100室買い進めているサラリーマン投資家も存在します。
しかしそれだけの規模がありながらリタイアできないサラリーマン投資家もいるのです。
100室持ってもリタイアできない理由
100室規模を持ってもリタイアできない人はなぜいるのでしょうか。
それは「キャッシュフロー」が想定より出ていないことが考えられます。
なぜ「キャッシュフロー」が出ないのかは、購入する条件が良くなかったことが挙げられます。
頭金を入れていない
投資用不動産を購入するには、融資が必要です。
融資を受ける際には信用を示すためにも「頭金」が必要です。
キャッシュフローが出ていないのは「頭金」を入れていないことが考えられます。
高い金利で借りている
「頭金」を入れていないと融資条件が悪くなります。
どうしても「融資」をしてほしいとなれば「高い金利」で借りなくてはいけません。
そうなれば、返済金額が多くなりキャッシュフローが出にくくなります。
物件の状態が良くない
キャッシュフローが出ない状況の一つに、物件の維持管理費が想定以上にかかっていることが考えられます。
RCマンションなどであれば修繕費が多くなる傾向にあります。
購入時には計画していなかった必要がかかることで、キャッシュフローが残らない可能性があります。
サラリーマン投資家のゴールは何か
同じサラリーマン投資家でも30室でキャッシュフローが月100万円を超えている人がいます。
もう少しキャッシュフローを詰めば、十分にサラリーマンを早期リタイアすることは可能な範囲に入ってきます。
100室超えてもリタイアできない状態になっているのであれば、自転車操業的に「不動産を購入」して、足りないお金を埋めている可能性もあります。
そうなれば、いつまで経ってもリタイアすることができません。
サラリーマン投資家のゴールが「リタイア」である必要はありません。
しかし、目標なく投資し続けるのは「リスク」が増える一方です。
また「投資」を他人と比較するものではありません。
不動産投資は、長期的に堅実に行うことが正しいと思います。
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