不動産を購入する際に、土地付きの物件の場合はいくつかのポイントがあります。都内であれば「駅5分以内であれば資産価値がある」などの一定の評価はあると思います。
しかし形状や周囲の環境によって土地評価が変わるようです。
駅から5分とはいえ、歓楽街近くであれば住むには不適格かもしれませんし、駅から15分離れていても大型のショッピングセンターがあると生活には困らない場合もあります。
駅が近いから購入しても良いとは限らない
不動産関係者から土地(自宅、アパート問わず)を購入する際の興味深いポイントを聞きました。
通常、駅に近いやコンビニ、スーパーが あるなど生活面を考慮してさがすと思いますが、それだけでは土地を選定しないようです。
もちろん駅に近いことに悪いことはありません。実際には周辺の環境や地名を確認することが大事とのことでした。
道路付けが公道である
私道は、隣地と共有していることが多いので何かと調整が必要になります。
私道の場合は、土地評価が低くなる傾向があり安く購入するメリットがあります。
聞いた話ですが、格安で購入した土地が私道にしか面しておらず、私道の所有者から工事用の車の出入りを断られて建てられなかったケースがあるようです。これはヒドイ話です。
地名に田、谷、水などがついていない
よく言われる内容ですが、地盤に影響するようです。
川の近くだったり、元は川で埋立てられていたり、低地の場合もあります。
「〇〇川道路」のようなきれいに整備された遊歩道は埋め立てられた場所の場合が多いです。
特に注意したいのは新興住宅地です。区画整理などであえて地名が変更されている場合があります。
新しいからと言って問題ないと判断するには場合によっては登記簿などで確認することも必要になるようです。
近くに小学校、中学校がある
家族を持っているのであれば、小学校や中学校が近くにあるほうが良いとされています。
あまり近くにありすぎると子どもたちが騒がしい場合もありますが、実は学校は警察が定期的に巡回しているのことが多いので治安が良いということです。
子どもたちがいる場なので、言われてみれば安全にするのは当然な感じですね。
近くに神社がある
これは意外なポイントでしたが神社建てられている場所は、災害にも強く地盤が固い場所だと言われているようです。
アパート用の土地の選定ポイント
アパート用の土地を選定する際に手軽にできる確認方法も教えてもらいました。
特にアパートが多く建設されてる人気の地域の場合は、ポストだけを見てチラシが散乱していないか見ると大体わかるようです。
チラシが多いということで以下の理由から積極的には購入しないようです。
住んでいない可能性があるので空き部屋が多くなりやすい
住んでいても、そのままに放置しているので属性が良くない
土地の選定は一番難しいです。土地によって物件評価の大半が決まります。
不動産会社もたくさんあります。大手フランチャイズ系の会社から街の不動産屋さんまで様々です。
私も自宅を探すのに3年近くかかりました。たまたま通った不動産屋さんで紹介された土地を購入することができましたので「不動産は縁」であることを改めて感じます。