新型コロナウイルス対策の特別定額給付金が、受付開始直後にオンライン申請をしていれば、もう入金さえ始めているようです。
マイナンバーカードの利用が促進されるかと思いましたが、蓋を開けてみれば申請しているシステムのチェック体制の問題もあり、現場の自治体職員に多大な負荷がかかってしまったという事態になっているようです。
結果、郵送のほうが早いのではという状況にも出ているようです。家庭によっては緊急度が高い状況もあるので一刻も早く入金されることを願います。
特別定額給付金は何に使うのか
実際に入金された「特別定額給付金」は家族1人につき10万円です。3人家族であれば30万円、5人家族であれば50万円とかなりの金額になります。
「何に使うべきなのか」は迷うところもあるのではないでしょうか。
様々なメディアで調査している内容を見ると大きく3つ分かれるようです。
- 生活費の補填
- 貯蓄
- 教育費
11年前にも定額給付金がありましたが、その際は7割近くが貯金に回ったと言われています。
今回は多くの業種での経済的なダメージが大きく、生活費が厳しくなっている家庭もあるので、消費に回る傾向があるのだと思います。
経済を回すためにも、今回は「消費」を積極的に行ってもいいのではないかと思います。
今回は「投資」よりも「消費」
お金の使い方で「投資」という考え方もあります。株式投資のような「お金がお金を増やしていく」考えです。
しかし今回は実体経済に直結するような「消費」のほうが良いのではないかと思います。
パソコンを新調するでも良いですし、家具を買い替えることも良いのではないかと思います。
先日、政府から国内旅行の半額補助やプレミアム付き食事券発行 「Go Toキャンペーン」が7月下旬開始予定と発表されました。
自治体間の移動が安定していれば、旅行に使うということも考えられます。
いずれにしても「お金を回す」ことを主目的にしたほうが良いと思います。
無計画な消費はNG
それでもお金が入金されることにより、気持ちが大らかになって何でも買い物をしてしまうのは避けたほうが良いです。
「知らない間にお金がなくなった」というのは非常に残念な状態です。
今回は家族一人につきお金を10万円が配布されています。このことを正しく捉えるのであれば、家族で話あって決めるというのも良いと思います。
各人が10万円まで使うとなると無計画になってしまいます。大人が中心となって、何に使えば良いのかと、お互いに発表するのも「消費」を意識する上で良い方法だと思います。
特別定額給付金の使い方は千差万別です。まずは「自分のため」「家族のため」「社会のため」という視点で消費していくことが重要だと思います。