経済が不安定な状況で節約志向が高まっています。節約することで将来に向けての貯金を行う家庭が増えているのです。
貯金をするには共働きの夫婦が有利とされています。収入が世帯主だけではないので、その分余裕にある生活が出来ます。
目次
共働き世帯のほうが貯金ができない
共働き世帯は収入が多い分、貯金も多いと思われがちです。
しかし実際は「共働きなのに貯金ができていない」という声も良く聞きます。
正社員やパートによる共働きの家庭が増えてきています。
以前であれば「専業主婦」が全般を占めていた世帯ですが、現在は「共働き世帯」が一番多い構成になっています。
子どもがいる家庭であれば貯金することも難しいですが、専業主婦の家庭よりは金銭的に余裕があるはずです。
共働き世帯が貯金ができない理由
共働き世帯が貯金できない理由は、家庭の事情によって様々あると思います。
しかし全体的には金銭に余裕があるための生活スタイルが理由となっています。
共働きがあるため余裕を持ちすぎてる
一人より二人のため、やはりお金に余裕があると思ってしまいます。
結果、生活費に対しても危機感がないために「貯金はいつかしよう」くらいしか思っていない可能性があります。
生活が苦しくなるまえに「お金」を貯める志向を家族で話合わないといけません。
よくありがちなのは「妻(夫)が貯めているだろう」という話になっていることです。
相手に依存して何も話さないのであれば、いつまでも経っても計画的にお金を貯めることができません。
「ご褒美」など支出が甘くなっている
「今日は特別な日」「仕事を頑張ったからご褒美」と称してお金の支出が甘くなっている可能性があります。
自分で働いたお金なので、使うこと自体が問題ないですが、計画的に行っているかが重要になります。
思いつきで「ご褒美」をしているようであれば、無駄な支出が増えていく傾向にあり貯金ができていかないと思います。
家事全般を自分たちで行わない
共働きになると家にいる時間も少なくなりがちです。
そうなると家事全般が「外食」や「代行業務(掃除など)」に頼ってしまい、支出が増えていきます。
自分の体調を優先して維持するためには仕方がないですが、定常的な利用になると貯金ができにくい世帯になっていくようになります。
共働き世帯は貯金できるポテンシャルが高い
それでも「共働き世帯」は貯金ができるポテンシャルが高い条件ではあります。
この恵まれた条件を最大限に活かして、将来の安定した生活のために準備をするべきだと思います。
まずは「貯金をするための目標」を明確にします。
「家を持つ」「子どもへの教育費」「年金対策」など優先順位を決めることで、貯金体質の世帯になれます。
そして、あせらずに長期的にコツコツと継続できることが、貯金をするうえでは一番大事なことだと思います。