お金を増やすためには「副業」など収入源を複数持つことが必要です。収入源の一つに「投資」があります。
「投資」は基本的には、元となる資金(お金)が必要です。
「お金がお金を稼いでくれる」ことが投資の基本的な考えです。
「不動産投資」はまさに典型の投資です。元となるお金を活用して不動産を購入し、家賃収入を得るのです。
お金を貯めるには「使い方」が重要
しかし「投資」を始めるために必要な「お金」が貯まらないという人も多くいます。
お金の使い方は人それぞれです。子どもの頃から貯金をする人もいればすぐに使ってしまう人と様々です。
その人によって生活する上でのお金の「使い方」の違いだと思います。
お金に余裕のある人もいるかもしれませんが、給料日が待ち遠しいと思う人は多いのではないでしょうか。
お金の使い方が無頓着な人は「お金を貯蓄する」ことができない傾向にあります。
お金が貯まらない行動パターンとは
お金が貯まらないと思う人は、何かしらの習慣づいた「使い方」があります。
まずは自分のお金の「使い方」を把握することが大事です。
お金で最適ではない「使い方」を知ることができれば、改善することが可能です。
お金を使い切ってしまう
お金を使い切ってしまう人は「金銭感覚がない人」と思われがちです。
お金を使い切って苦労する人は、基本的に収入に見合ったお金の使い方をしていません。
また収入以上にお金を使ってしまいキャッシングなどに手を出してしまう人もいますが、これは論外です。
固定費を把握していない
毎月の収入と支出のバランスがわかっていないということは、生活費にどれくらい必要かがドンブリ勘定になっている可能性が高いです。
まずは生活費の中で「固定費」と呼ばれる毎月支払いが発生する項目を理解していません。
- 住居費
- 水道光熱費
- 通信費
- 生命保険の保険料
- 教育費
- 車関連費(車体ローン、駐車場代)
- 定期購入しているもの(サブスクリプション)
家賃は知っていると思いますが、光熱費や電話代はクレジットカード払いだと明細を見返すことはない場合が多いので、把握していないかと思います。
毎月電話代やローンにどれくらい使っているのかなどを把握していないと、食費などの「変動費」に対してお金のコントロールができていません。
お金の使い方が極端である
生活費としての家賃や食費は理解している人でも、趣味にお金の使い方が異常に偏ってしまっている場合があります。
交際費に対しても人付き合いを重視するあまりに奢ってしまうような癖が付いているといけません。
人とのコミュニケーションをを重視するのは良いことです。
しかし収入の範囲内でどれだけお金を使えるかを考えた上でお金の使い方を見直す必要があります。
物欲を止めることができない
物が欲しいと思う欲求は仕方がありませんが、制限ができない場合は、金銭感覚がおかしくなっています。
極端な話ですが「お金がない」のに気持ちが抑えきれないのは何かしら原因があると思います。
普段の生活においてのストレスによるものなのかもしれませんが、収入の範囲内で買うようにすることが重要です。
物欲以外での楽しみを見つけるくらいの余裕が必要かと思います。
欲しいものがあってもすぐに買わないようにすることです。
将来の生活への計画性がない
金銭感覚がない理由の一つに将来の計画がないことがあります。
結婚されている方であれば、将来のイベントを踏まえて資金計画を考えると思います。
独身の方でも住居や老後資金は考えるはずです。
計画性がないと結婚費用、教育費用、住宅費用、老後資金のイベントに備えて貯めるのが難しくなります。
無計画のあまりに手軽なキャッシングに手を出してしまえば、先々ローンが組めないなど困る場合もありますので要注意です。
極端な貯蓄も金銭感覚に問題がある
私も浪費するタイプで欲しいものがあると何としてでもお金をだすことが多かったのですが、結婚をして家を建てるという目標から貯蓄体質になりました。
今浪費している人でも生活の変化と目標を立てることで十分に改善できる余地はあると思います。
逆に将来に対する心配や不安が強すぎてお金を使うのが怖くなってしまい、お金を貯めておかないとという気持ちが強くなりすぎるのも問題です。
使い道がなくなり、お金を使うことで得られる経験や楽しみを見過ごしてしまってはいけません。
お金を使うことに意義を見出す
お金を貯めることで満足感を感じる場合もあります。
しかし、これも一種の金銭感覚がおかしくなっていると思います。
お金を貯めること自体に意義を見出すのではなく、お金を使うことに意義を見出すように心がけることも大事です。
「不動産投資」をすると決めたのであれば、目標を持って頭金を貯めることです。
そして将来の資産形成や家賃収入を実現するために、日々の生活を見直すことが大事になります。