中高生の目標貯蓄額は「1000万円」

将来が不安と思っている高校生が73.6%

ソニー生命保険が全国の中学生と高校生の合計1000人を対象に「30歳での貯蓄額の目標」の調査を行いました。

調査結果では、1000万円以上と答えた割合は38.6%となり、将来的に安定的な生活を送りたい意識が高い結果となりました。

目標とする貯蓄平均額

中学生 1075万円
高校生 921万円

また10年後の日本について「不安」または「どちらかといえば不安」と答えた割合も高い結果となっています。

10年後の日本について「不安」または「どちらかといえば不安」

中学生 66.5%
高校生 73.6%

現在の大人たちが悩んでいることをすでに察知しているかの結果です。また100万円の臨時収入があれば、中高生とも7割以上は「貯金」するとの回答でした。

「欲しいものをすぐに購入する」といった若い世代に見られるような思考ではなくなっていることに興味深く感じます。

30歳の目標年収は1000万円もない

この調査結果の内容に興味深かったのは「30歳の目標年収」です。

30歳での目標年収

中学生 854万円
高校生 761万円

10代であれば、無邪気に1000万円台以上と回答するのが多いかと思いましたが、これも不確実な将来を予測したかの回答です。

30歳という条件を加えれば民間の「給与実態統計調査」によるとかなり低くなります。

30代の平均年収 395万円
男性30代の平均年収 484万円
女性30代の平均年収 307万円

これは今を作っている働き盛りの大人たちの反省かもしれませんが、子どもたちも現実的な生活しか目標を作れなくなっているのかもしれません。

一つの企業からの給与だけでは足りない

中高生による30歳での「目標とする年収」と「現実の平均年収」との差が350万〜450万円もあります。

同じ会社で「役職を上げる」「年収を上げる」だけでは到底足りません。それでも年収が高いとされる弁護士などの士業や医師のような職業に全員がなれる訳ではありません。

やはり年収を複数持つことが現実的になってくると思います。

おそらく今の中高生が大人になるには、一つの企業に終身いることは珍しくなるでしょう。優秀な学生ほど、複数の仕事を掛け持ちできるようになっていると思います。

それは「副業」というレベルではなく2箇所、3箇所から給与をもらうことが当たり前の時代になるかもしれません。

そのような収入が複線化することができれば、先ほどの目標の年収に現実的に達成できる可能性が非常に高くなります。

今から自分の仕事を決めるつけるのではなく、あらゆる会社にチャレンジできる環境がキャリアップにも繋がります。

今の大人たちが少しでも、そのような環境を提供できるようにしなくてはいけません。

「働き方改革」と言われるように、ストレスなく自分のスキルが最大限に発揮できる環境を作っていくことが使命だと思います。

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