「資産運用EXPO」は最終日に行って経営層をチェック

資産運用EXPO

東京では年に数回ですが「不動産投資」に関連した展示会を開催しています。展示会としては「不動産投資フェア」「賃貸住宅フェア」的なものから、金融商品の投資なども含めた「相続・年金対策」まで様々です。昨日から明日の土曜日までに東京ビックサイトにて「資産運用EXPO」を開始しています。

 

不動産投資会社をまとめて比較できる良い機会なので、興味のある方は一度行ってみてもよいかもしません。ただ展示会なので必要以上に売り込みの営業も来ますので、かんたんに氏名、住所を教えたばかりに営業電話は止まらない場合があります。押しに弱い方は注意して参加することが必要です。

 

1.小規模セミナーに参加する

多くの展示会には周辺に小会場スペースを設置してセミナーを開催しています。スケジュールを見ながら興味のあるセミナーがあれば参加してみると良いです。

 

人気のあるセミナーは立ち見になる可能性もありますので、開始10分前には並んでおくと良いと思います。ただ話をきいているうちにためにならない内容もあります。

 

その際は時間がもったいないので早々に退出したほうが良いです。個人的にはそのようなこともあるので端の席か通路側の席に座るようにしています。

 

ブースごとに小さいセミナーをしている場合がありますが、周囲の雑音もあるので聞き取りにくく、集中できないのでお勧めはしません。

 

2.すぐに名前、住所は書かない

特に女性の接客(コンパニオン系)でノベルティを渡しているところは要注意です。先にアンケートを称して連絡先だけでも書かせようとします。まずは商品説明を聞いて納得してから連絡先を書くべきです。

 

商品やサービスに自信があるところは、そのような接客の仕方はしませんので見極めが必要です。

 

ノベルティでも「お土産」と称して食品など配る場合が最近出てきました。過度なノベルティや豪華なパンフレットは、そこにもコストが掛かっていることを理解しなくてはいけません。

 

それは販売促進費にお金をかけている会社なので、当然、不動産価格自体にもかかってきます。

 

3.ブースは長くても15分まで

各ブースでも興味の引く会社があると思います。席まで用意されて飲み物が出てくると長時間かかる可能性があります。他のブースも回りたいのであれば短時間で切り上げたほうがいいです。

 

もしさらに聞きたいのであれば、別日に実際の会社に訪問して聞くことをお勧めします。(それだけ良い商品、サービスであることが前提です)

 

ブースでの説明は良いところだらけでも、実際にオフィスに行ってじっくり質問などしてみるとそれほどではない場合があります。会社の評価をするうえでも15分以上は居てはいけません。

 

営業担当が離さない場合がありますが「次の予定があるので」と突っぱねて問題ありません。もっとも良い商品を売っている会社は「しつこく」ありません。

 

4.最終日に行って経営層を確認する

3日間の開催期間であれば、最終日の夕方は間違いなく経営層が多くブースに参加しています。そのあと直帰して打ち上げでもするのかといわんばかりに社員が総出のブースもあります。

 

その際に注意してみておきたいのは、経営層の動きです。ブースの後ろのほうで社員に囲まれて談笑している会社は要注意です。

 

経営層がふんぞり返っているのであれば、完全な営業会社で組織がわかりやすいピラミッド構造になっていると思われます。

 

実際にそのような会社は規模が大きいのでブースも派手です。実際に規模が大きいので安心できるのかなと営業の方に会いましたが、超攻撃的な営業だったので引いてしまった経験があります。

 

規模関係なく、やはり社長がみずからサービスを説明、案内しているところのほうが良い商品やサービスを展開していることが多い印象があります。

 

展示会ですぐに契約ということではないので、いろいろとブースを見てみる良いと思います。自分なりに評価できるようになれば、今後の不動産会社の選定する際にも役に立つと思います。

 

まだ不動産投資を始めていない方であれば、明日の最終日には東京ビッグサイトに行ってみるのも良いかと思います。

 

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