世界中が経済が不安定な中で、本業以外の収入を稼ぐための動きは活発になっています。「副業」「投資」など国内ではそれほど積極的ではなかった人たちも興味を示しています。
本業のサラリーマンもテレワークなどの浸透により「ジョブ型」と呼ばれる仕事に合わせた働き方が中心になっていきます。
朝9時から5時まで働けば給料がもらえる時代ではなくなりつつあるのです。そうなれば必然と年功序列で給与が上昇していくわけではなくなっていきます。
ボーナスも安定的に出ることが難しくなれば、家を購入したり、教育費を捻出するためには他の収入源で補っていくしかありません。
サラリーマンの副収入は「副業」か「投資」しかない
収入を上げるために考えられる方法として「起業」があります。自分で営業して仕事をする方法です。
しかし起業して継続で仕事をすることは難しいことです。起業して10年も持つ会社は3%とも言われているくらい厳しい世界です。
現在のコロナ禍で経済が不安定な中で始めるのはリスクが高すぎます。
そうなればサラリーマンを続けながらできる「副業」か「投資」しかありません。
「副業」をするには時間が必要です。接客業でもインターネットを使った在宅作業でも時間が必要です。
テレワークなどで隙間時間を作れるのであれば、可能性が高くなります。
それが難しいのであれば「投資」になります。先ほどの「副業」と異なり「不労所得」として実現する可能性が高くなります。
「投資」は就業違反ではない
「投資」をするには、基本となる「お金」が必要になります。元となる「お金」を複利的に増やすことで「投資」が成立するのです。
- 株式投資(投資信託)
- FX投資
- 金投資
- 不動産投資
また「投資」であれば会社の就業規定に違反することはありません。いわゆる「副業」として見られないという自由度があります。
「不動産投資」に至っては規模によっては事業性があり、個人事業主としての経費が使えたりとメリットがあるのですが、多くの企業では「副業」としては判断されません。
副業で数万円稼ぐにも会社によっては申請が必要なります。しかし「不動産投資」では数千万円のお金が動いても「副業」扱いにはならないのです。
儲かったお金で贅沢してはいけない
株式投資や不動産投資で儲かったお金は、贅沢品に使ってはいけません。それは浪費に近い使い方になります。
一時的に数百万円など稼ぐことができた人の中には高級車や高級時計、ブランド品に手を出してしまうこともあるでしょう。
これは今の生活水準からすれば、あまり必要性を感じないお金の使い方です。
働いているご褒美として購入するサラリーマンやOLがブランド品をこぞって購入していたのは今は昔の話です。
しかしこれらの贅沢品は大衆受けをしなくなっています。年に数回しか使うことのないブランド品はタンスの肥やしになってしまい、売るときにはすでに半値以下になってしまいます。
儲かったお金は「再投資」に使う
それでは儲かったお金は何に使うべきなのでしょうか。「貯金」のように何も使わないというのも意味がありません。
それは「再投資」に使うべきです。
「お金」を増やした実績のある投資であれば「不動産投資」「株式投資」に再投資しても良いと思います。
しかし投資は何も不動産投資や株式投資だけではありません。実際に事業としてインターネットビジネスをする費用に充てるのも「投資」です。
「自己投資」で使うことも投資です。知識や教養を深めるための学習するお金や体験するための費用も投資の一部です。
また家族の「教育費」で使うこともある意味「投資」につながります。
自分の物欲的な欲求を満たすためだけに儲かったお金を利用するのはもったいないのです。
長期化するウィズコロナでは価値観を変える
挙句の果てにはWHO(世界保健機関)に至っては、昨日の発表では、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)は長期化するとの見通しを強調しています。
今までのようなサラリーマンであれば大丈夫という生活を見直す良い機会になっていると思います。
企業側も従業員に対して「テレワーク」や「副業」など可能性を広げる良い機会だと思います。
新型コロナウイルスにより価値観が根底から変わっていくことになった今の時代を前向きに活かすことが重要になってきます。