間違った「不動産投資」する人の行動パターン

不動産投資で間違った行動

不動産投資はミドルリスクミドルリターンと言われるくらい、安定した投資対象の一つでもあります。

 

しかしいざ始めたところ、思っていたよりお金が入らなかった」という人は少なからずいます。

 

不動産投資は、同じ投資でもインターネット証券の株取引のように一人で手軽にできるものではありません。

 

「専門業者に話を聞いてみる」「すでに実績のある人に相談する」など周囲の人の協力を得て始めることができます。

 

それでも「不動産投資」が上手くいかず「間違った物件」を購入する人は、どのような行動をしてしまうのでしょうか。

 

不動産投資をしてしまう行動とは

不動産投資をするうえで間違った行動する人は5つのパターンがあります。

 

不動産投資の本を読まない

不動産投資にありがちな行動は「セミナー」に参加しただけで購入してしまうことです。

 

参加したセミナーが初めて「不動産投資」を知る機会となった場合は、新鮮なものとして理解すると思います。そうなるとそのセミナーで紹介された物件にほれ込んでしまうのです。

 

しかしそのセミナーで紹介される不動産投資はほんの一部の手法にすぎません。

 

不動産投資は住宅系でも「戸建て」「区分マンション」「一棟アパート」「一棟マンション」と様々な種類があります。

 

すくなくとも知識を得るうえでは、関連する本を読んでからセミナーに参加することが基本です。

 

「100冊が読みなさい」という投資家の方もいらっしゃいますが、まずは5冊で良いかと思います。「初心者系知識」から「投資テクニック」「古典的ベストセラー」など様々な本があります。

 

特に最近の本でなくても大丈夫です。基本的な知識はそこまで大きく変化ありません。あとは好みの問題で「読みやすい」「理解しやすい」

不動産会社を比較しない

最初のセミナーにも通じるところですが、最初に出会った会社が「最高に良い」と思ってしまってはいけません。

 

これも本と同じくジャンル違いの会社を5社くらいは営業と話をしてみることが良いと思います。

 

「不動産物件」がどこで買っても同じではありません。営業担当のスタンスや知識があるかの状況によって長期的にお付き合いできるかが変わってきます。

 

また「新築」系であれば企画から施工、管理までワンストップで行っている会社もあります。

 

その際は、同じ新築アパートによっても仕様が異なるので、購入希望であればセミナーに参加するだけではなく実際の物件(モデルルーム、完成披露会など)を見ることは必須です。

 

購入手続き内容を理解しない

不動産投資は物件が高額です。しかし高額になると専門の人に任せきりになります。

 

購入手続きには、納税証明書などの書類を集めることから始まります。不動産会社に言われるがまま、理解せずに用意して提出するのは良くありません。

 

この書類がどのように使われるのかは理解するまで質問するべきです。回答できない不動産会社であれば、先々の付き合いを考えると購入しないほうが良いと思います。

 

また契約内容も同じです。「売買契約」「管理委託契約」など初めて知ることが多く理解せずに締結すると、問題になったときにリカバーできなくなる場合もあります。

誰にも相談しない

不動産投資をする人は属性の良い方もいらっしゃいます。大手企業に勤務されている方で管理職などされている場合は、ある程度の自信があります。

 

しかし外資系企業の社員が新築ワンルームマンションを購入してしまって苦労する話もあるくらいなので、変な自信は持ってはいけません。

 

謙虚に素直に専門の方に相談したうえで購入することが基本です。

 

不動産投資は熟知してから始める

銀行からの不動産投資への融資が出ていたっきは、早いもの勝ちだという雰囲気がありました。

 

不動産投資としての実績がある人だけが参加している市場に、初心者も参加しないと買えない状況だったのです。

 

右も左もわからない人が不動産会社の言われるがままに、高金利の銀行から融資を受けて購入できる異常とも言える時代でした。

 

今も購入にはスピード感が求められる時代ではありますが、熟知してから購入したほうが良いです。

 

高額な投資用不動産を知識を知らずに購入するほどリスクの高いものはありません。