不動産投資での賃貸経営には火災保険は必須です。新築、中古問わず必ず入っておかなくてはいけません。
先日の台風被害により損傷をした物件もあったかと思いますが、火災保険があることで経済的な負担が軽減されます。
請求内容によっては、ほとんどコストがかからない場合もあります。
また自動車保険と違って保険金を請求をしたからといって等級がさがり、保険料があがることはありません。
入らない理由はありません。木造アパートは火災保険料が高くなる傾向になります。
しかし長期間でみれば月に数千円です。初期費用がかかるとしても火災保険には加入しておくべきです。
火災保険への加入する方法
不動産経営において重要な「火災保険」「地震保険」に関して契約を進めなければいけません。
往々にして火災保険には比較する時間がありません。同じサービス内容でも同じ金額とは限りません。
できるだけ比較を効率的に進めるための方法を4つを挙げたいと思います。
アパート会社提携の保険会社
大抵の場合はセットになっていることが多く、関連会社として保険代理店がいる場合もあります。
ワンストップで申込みができるのと、実績のある会社だと選択する特約なども明確なので安心できます。
ただし、この費用が妥当なのか比較ができないデメリットがあります。
不動産投資運営を基本お任せするスタンスであれば、時間を掛けたくないと思いますので一番効率的かと思います。
金融機関経由の保険会社
融資先の銀行から提案いただく場合もあります。
銀行の系列会社に火災保険をメインに取り扱っている会社があり、一般的に申し込むより安い価格で契約ができる場合があります。
また、今後の引き続き、同じ金融機関で融資をお願いするのであれば、担当者に良い印象を与える可能性もあるので積極的に利用してもいいかもしれません。
インターネット比較による保険会社
インターネット上である見積一括申込み系のサイトに登録してみて、実際に比較します。
この手のサービスは便利なのですが、執拗に営業連絡が来る場合もあるので対応がきっちりこなせるのであれば、納得のいく結果が得られると思います。
不動産投資家からの紹介された保険会社
私は知り合いが少ないのでこの手法がとれないのですが、実績のある不動産投資家の方からの紹介であれば、双方にメリットのある契約ができるのではないかと思います。
保険は各社同じような金額かと思っていましたが、複数棟経営している場合は一括で契約すると大幅にディスカウントしてくれる場合があるようです。(この点では、金融機関との交渉と同じ感覚かもしれません)
火災保険は安いだけでは選ばない
火災保険を選ぶ際に安いことも大事ですが、運用面でちゃんと対応してくれる会社であることも重要です。
保険会社は、アパート会社と同じくらい長くお付き合いする会社なので慎重に進めるべきです。
保険金の手配が面倒な場合は、保険会社の交渉や業者の手配など管理会社にまるごと委託して、申請だけ済む場合もあります。
本業あるサラリーマンなので、全体の流れは把握しつつ、専門的な分野は担当に任せて時間を効率的に行うのも大事です。