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不景気でも「新築マンション」は売れている
米中貿易摩擦の激化からか世界同時株安の流れが止まらず、全面安の展開が続いています。「株式投資」をされている方は気持ちが不安定な状態ではないでしょうか。
「不動産投資」には直接的な影響がすぐにはないとものの、このまま経済の停滞が続くようであれば、我々一般人の生活にも響いてくるのではないかと思います。
不景気を好む人はいません。早々に世界中が団結して回復の糸口が出てきてほしいと思います。
不景気になれば金融機関の融資へも影響が出てきます。現在、不動産投資への融資は厳しいですが、わずかながらに「新築マンション投資」だけはまだ融資が出ているようです。
一般的な「不動産投資」をしている人であれば「新築マンション」を購入しないと思いますが、実際には売れて続けているいます。
一体どのような人が購入しているのでしょうか。
「マンション投資」を購入している人たちとは
20代〜30台の公務員・サラリーマンの方
公務員やサラリーマンのような給与所得がある方々は「不動産投資」に適しています。安定的に給与が入ってくるため、自営業より融資面で「優遇」されていると言われています。
「新築マンション投資」の場合は、収入が一般的な400〜500万円の方々でも融資が受けることができます。正社員でない非正規雇用の方でも購入できる場合もあるようです。
さらに新築マンション投資」を購入が優遇されるのは「20代〜30代」になります。これは30年などの長期ローンが組めるからです。
最近では45年ローンという商品もあるくらいなので若い人の方が有利に働く場合があります。
自己資金が少ない方
年齢が若いということは、貯金が少ない場合が多いかと思います。マンション投資は少ない資金でも購入できることをセールスポイントにしています。
「10万円でマンション投資」なるものは、まさしくその象徴的なキャッチコピーです。
実際に「10万円」でマンション投資は可能ではありますが、キャッシュフローも残らず信用を毀損する可能性もあるので、鵜呑みにしてはいけません。
しかし数百万円もいらないということでは、初心者からすればハードルが一気に下がるのかもしれません。
キャッシングなどの借り入れのない方
融資を受けるときに他に借り入れ(ローン)をしていないかが重要な条件になってきます。
ローンといえば「住宅ローン」や「マイカーローン」が思いつきますが、若い方であればまだ少ないと思います。
注意したいのは「キャッシング」です。キャッシングは専用カードがあれば簡単にできる時代です。しかもスマホを使って24時間で対面での審査なしで融資を受けることもできます。
しかしこのキャッシングは返済して解約しておかないと、他の借り入れをしている扱いになりますので要注意です。
当然ながら、キャッシングのない方は「マンション投資」での「融資」審査には影響がないのでスムーズに承認を受けやすい条件です。
初めて不動産投資を知った方
「新築マンション」を買ってしまう一番の条件は「不動産投資」自体を知らないということです。
「マンションオーナー」「年金対策」「生命保険代わり」というセールスポイント初めて聞く人にとっては、とても素敵で実用的な内容と思えてしまいます。
セールスポイントがまったく嘘ではありません。しかし「投資(資金を増加させる)」という観点からすれば目的が達成しにくい商品です。
「投資」は人それぞれの目的や価値観に基づいて行うべきものです。
「マンション投資」が増え続けているということは、その価値観に合意した(させられた?)人が多くいるということです。