セミリタイアをするには、どれくらいの投資額(融資額)が必要になるのでしょうか。
セミリタイアの基準をキャッシュフローが毎月100万円といたします。
ざっくりと試算ですが、表面利回りが8%で金利が3%とした場合、税金(固定資産税など)、諸経費(管理費など)が2〜3%くらい必要になるとした場合、所有する物件の状態にもよりますが投資額に対して1〜3%くらいがキャッシュフローになるではないでしょうか。
5,000万円に対して50万〜150万円
1億円に対して100万〜300万円
結構残ると思うか、それだけしかないのかはオーナー次第ですが、現実的な数値かと思います。
知り合いの不動産投資家の方もだいたい同じような考えで「1,500万円ほしいから、5億までは投資する」と目標を決めています。
個人(法人形態含む)で5億はそれなりの属性と戦略が必要です。
ざっくり試算ですが、金利交渉する、借り換えをする、繰上げ返済するなどで改善されていくので、家賃下落は想定しつつももう少しキャッシュフローが良くなると思います。
新築アパートを中心で進めている方のブログなど拝見すると、金利交渉などでキャッシュフロー改善や築古アパートと組み合わせて減価償却費を使って税率を下げたりする手法が多いようです。
もっともどれくらいのキャッシュフローが必要なのかは、自分で決めることが大事です。
周囲に流されて月100万円が必要に感じているのか、月50万円で充分足りているのか。
この目標がないと必要以上に借り入れするリスクがあります。
投資回収の目安と目標は常に意識して新築アパート経営をするように心掛けたいです。