築古アパートのレントロール

レントロール

不動産投資に興味を持つまではレントロールは
知らない言葉でした。

レントロール=賃借条件一覧表

実際にアパート、マンションなどに賃借状態(家賃、契約日)が一覧になっているものです。

中古アパート、マンションは、すでに賃貸実績もあるので
新築アパートに比べて利回りの計算がしやすいのでメリットがあると言われています。

実際に中古一棟モノの不動産会社から提案してもらったときの話です。

「23区内で掘り出しものがでました。築24年の鉄骨造ですが9%以上です!早めにご検討を!」

場所も駅から10分以内と条件もよかったので、初心者の私はのめりこみました。
「融資は●●銀行ならいける」「頭金もこれくらいで大丈夫です」「キャッシュフローは●●●円でます!」

良い話ばかりだったので、購入意欲が湧いてきたところ
「ところで現在の空き状況はどうですか?」と質問をしました。

利回りは、当然ながら満室想定なので、もっと低いであろうと思いました。
回答は「9室中3部屋空いています」

時期も秋ごろだったので、これから入るだろうと踏みさらに
「レントロールを送ってください!」とお願いしました。

来てみた「レントロール」を見てびっくり

全員が、最近契約したものばかりなのです。
しかも「外国人留学生」「生活保護者」も入っている、、、

これは話には聞いていた「一度満室にさせて、利回りよくして高値で売り抜ける物件だ」と
初心者の私も直感でわかりました。

おそらく、買付した瞬間に、退去者が一気に出てくるパターンだと思います。

こういったものを平気で提案してくることに愕然とし
明らかに転売業者だなと判断してその後の提案はお断りしたのは言うまでのありません。
(その後、「都内で7%の築25年のアパート」を提案してきたりしました、、、)

新築アパートだと最初から賃借人が判断できることもあって
振り切る理由にもなりました。