不動産投資で初めて収入を得たときは非常に嬉しいものです。
たとえ少額だとしても本業とは違ういわゆる不労所得としての実感があり、不動産投資を実行して良かったと思える瞬間だと思います。
実際に自分の口座に家賃収入を振り込まれるとそのお金をどのように使うのでしょうか。
お金の使い方によって、将来に渡って安定期に成功する「投資家」なのかが判断できます。
目次
投資家としてのお金の使い方
不動産投資で数万円、数十万円のお金が入った時には何に使いたくなるでしょうか。
苦労して物件を選んで、融資を受けることができた記念すべき不動産投資ですから、自分へのご褒美に使いたいと思うのが自然な流れです。
- 欲しかった憧れのブランド品を買う
- 家族で海外旅行に使う
- 高級レストランに行く
- 趣味のお金に使う
- 車を買い換える
しかし慎重かつ堅実な不動産投資をされている方は、実際には贅沢品などには使わないことが多いのです。
お金を使わないとすれば、何のための溜めているのでしょうか。
一番良いお金の使い方は「再投資」
堅実に不動産投資をしている人が貯まったお金を使う目的は「再投資」するためです。
具体的には次の物件の頭金にしたり、繰り上げ返済に充てます。
再投資をすることでさらに複利的に資産を増やしていくのです。
そうすることで「お金が働いて、さらにお金を増やす」ということが実感できます。
投資で成功するために必要な3つの考え方
安定して不動産投資を継続している投資家が書いた本や話を聞くと共通して下記のような3点のことを述べています。
- 無駄な時間を過ごさない
- 質素な生活をしている
- 何にお金の使うか判断がしっかりしている
無駄な時間を過ごさない
コロナ禍で自粛状況ではあるものの付き合いのゴルフ、飲み会は日常的に行われています。
これは投資するという面では見直しをしたほうが良いかもしれません。
成功した投資家は、この時間を自分のインプットするために使います。
行事的な飲み会であったとしても、お酒を飲まずに一次会だけ参加して帰るような割り切りができるのです。
付き合いは最小限に行い、自分の時間を作ることを最優先にします。
質素で堅実な生活をしている
成功している投資家の皆さんは、極端なブランド品の購入や高級な食事はそれほど積極的にはしていません。
実に質素で周りに合わせて背伸びをせず、自分に適したものを理解しています。
グレードの高いものを知ることを一度は体験しても良いかと思います。
それが自分に合っているのか、心地が良いのか見極める必要があります。
何にお金の使うか判断がしっかりしている
何のために誰のためにお金を使うかをはっきりしています。
当然自分のために使うことが先に考えると思いますが、家族のため、恋人のため、親友のために何をすれば「幸せ」を与えらえるかを考えます。
つまり何のためにお金を使うかの判断軸がしっかりしているのです。
成功している投資家は信念がある
「貯める」だけのモチベーションで投資をにするとマネーゲームに陥ります。
どのように使うかで成功する投資家になれるかが変わってくると思います。
成功している投資家のみなさんは、確固たるゴールを持って達成するための信念を持っています。
そのためには現状に満足せずに、常に先を見て動くための「洞察力」が必要です。
今、不動産を購入するべきなのか、他の投資をすべきなのか冷静に判断できることが一番重要なスキルかもしれません。