上半期も終わりに近づき、企業によっては上半期末でのボーナスもでるシーズンになってきているかと思います。
ボーナスの使い道としては、若い人を含めて「貯金」をあげる人は多いのではないかと思います。
「欲しいものがあるわけではない」しかし「将来が不安だからお金を使えない」なので「貯めるしかない」と考える人が多いのです。
何が「不安」なのかを知る必要がある
「不安」は漠然としています。「お金の不安」と一言で片付けるほど簡単ではありません。
「不安」には「原因」が存在しますので、それをまず把握することが大事です。
まずは、「お金」がかかるものをリストアップするのが良いと思います。
そこには「ブランド品」や「高級車」という浪費するものではありません。
生活する上で必要な「住居費」や家族の「教育費」などが挙げられると思います。
そしてそれらを対処するための対策を考えることが大事です。
その不安要素となる項目は「いつ」「どれくらいお金」が必要なのかを把握することです。
ライフシミュレーションを作ってみる
ライフシミュレーションと呼ばれるようなシートを作ることで可視化できます。
Excelを使えるのであれば簡単に作ることができます。
自分の年齢を横軸にし、「ライフイベント」項目を記載して行きます。
縦軸はその年齢にかかる収支を記載していくのです。年収の増減や支出する費用を書きます。
合わせて貯金を記載していきけば、簡易的なPL(損益計算書)が出来上がります。
当然マイナスになる場合もあると思いますので、そこで初めて対策を検討します。
不足金額を埋めるのに「投資」が必要なのか「節約」が必要なのかをざっくりとでも良いので意識づけることが大事です。
「お金」の不安は漠然しています。そして何もしていない人が大半だと思います。
不安を解消せずに生きるのではなく「その不安を分解」していくことが大事です。
まずはスマホのメモ機能でも良いので書き出して「可視化」することで解消の第一歩を踏むことができます。