年収800万円に壁が存在するという興味深い記事がありました。700万円台から800万円台にできる人は、1,000万円も一気に昇り詰めることができる傾向があるとのことです。
東京都在住の40代サラリーマンの平均年収は約717万円と全国平均より高水準ではありますが、多くの人が800万円未満で滞留していることで、そこに「壁」があることが理解できます。
年収700万円台の平均層と、800万円の壁を超えた層で一番異なるのは「仕事の強み」アピールできるかということに尽きるようです。
そこには日本の美学でもある「謙虚」という言葉が存在しません。年収800万円を超える方法は実はものすごくシンプルで「希少価値」を上げることしています。
1.ニーズがある分野にいること
現在の経済を中心となっている市場が何なのか、IT系なのか金融系なのかサービス系なのかを知ることが大事です。その中でも特に今後成長できる分野に特化することです。インターネット業界であればキャッシュレス系サービス、動画サービスが注目されています。
2.やれる人の絶対数が少ない職種を選択
インターネット業界はトレンドの浮き沈みが早い分野です。少し前まであればゲームプログラマーが足りないくらいの状態ですが、今はビックデータを扱うことのできるWEBアナリスト系やAI系に集中しています。
3.そこで代替の利かない人材価値の高い存在になる
対象となる分野と職種ででも職人的な存在になることです。組織としては業務が属人化することは好ましくない傾向ですが「ここで抜けられると困る」のような存在であるべきとのこです。
一番早いのは、複数分野に明るいことだと思います。「ビジネスセンスのある開発者」「数値分析ができるデザイナー」は企業が離すことはありません。
企業の規模によっては800万円の基準は違いますが、同じ会社の管理者ないし技術者で抜きんでている人を見ると上記のような3つの条件が当てはまると思います。
必ずしも800万円がゴールではないですが、会社の中で高収入が得ることができる環境があるのであれば、心掛けてみるのも良いかもしれません。
最近のサラリーマンは普段はおとなしく消極的に見られてしまう方が多いのではないかと思います。
少しでも会社勤める意思があるのであれば、自分の強みが客観視し、持っている能力を生かせる仕事を社内で探すということを試してみることも大事と思います。
会社での収入以外に「共働き」や「副業」など精神的な支えがあるのであれば尚更です。少しは大胆に生きてみても良いのではないでしょうか。