先日、名古屋市にある物件の「不動産取得税(家屋)」の支払いをクレジットカードで行いました。今までの物件は、銀行振込をしていたのですが、クレジットカードはやはり便利です。
思いついたときに支払いができるので銀行に行く手間が省けます。メリット、デメリットを理解して「自分にとって本当にお得なのか」確認することが大事です。
クレジットカードによるメリット
1.好きな時間にできる
インターネットを介して行うので好きな時間にできます。スマートフォンでもできるので、これは非常に助かります。銀行に行くとなると平日の営業時間しかないので、仕事を休んでいく必要も出てきます。クレジットカードであれば当日の夜中ギリギリでも対応できます。
2.ポイントが貯まる
クレジットカード利用の利点としては、ポイントが付くことです。通常ですと100円で1ポイントになります。ただしカード会社によっては、0.5%の還元率になる場合もあるので、自事前に確認が必要です。今年の夏からANAカードにすべての支払いを統一したので、マイルが貯まるようにしています。
3.すぐに現金を用意しなくていい
税金の案内は、忘れたころに通知がきます。固定資産税などは時期がわかっていますが、不動産取得税は、自治体によって処理される時間が異なります。名古屋市の場合は、1年以上経ってからきました。
不動産投資の収入を貯めておけば問題ないですが、何かしら使っているようであれば急ぎ用意しなくてはいけませんが、クレジットカードであれば1か月以上先での用意でも対応可能です。その際には使える利用限度額の確認が必要です。
クレジットカードによるデメリット
1.手数料がかかる
これはシステム運営上仕方がないことですが、国税の場合は手数料負担がかかります。1万円ごとに76円加算されます。
各自治体によって手数料が異なるようなのですが、1万円ごとに100円弱くらいかかると思ったおいたほうがいいです。それでもポイント分で少し残りますし、確定申告上では「支払手数料」として処理できます。
2.すべての自治体が対応しているわけではない
不動産投資での「不動産取得税」「固定資産税」はすべての自治体でクレジットカード対応しているわけではありません。
名古屋市の「固定資産税」は今まで銀行からの引き落としでしたが、来年度からクレジットカード対応になる予定です。所有する物件がクレジットカード対応しているかは確認が必要です。
3.領収書、納税証明書が発行されない
窓口での支払いではないので、領収書、納税証明書が発行されません。クレジットカード決済後に納税時間の確認が2週間ほどかかるようなです。
地方に納税した場合は、それ以降に証明書を郵送で取り寄せるしかありません。確定申告でも証明書などは必要になりますが、クレジットカードの決済完了ページをプリントアウトないしPDF化しておくことがお勧めします。
クレジットカードでの納税は、忙しいサラリーマンにとっては大変便利な方法です。特に「不動産投資」の場合、個々の所有物件にもよりますが、年間で百万円以上税金が納めているのであれば、ポイントを貯めるなどメリットが大きいです。使わない理由はないと思います。
あとは自治体へのリクエストなのですが、納税の通知をメールで送ってもらえれば、気づきが早いので即日納付ができるので、さらに便利になると思います。