コロナウイルスの影響による外出自粛、都内では季節外れの雪と完全に外に出ることが困難になりました。このような日は無理をして外に出るではなく家にいてじっくり過ごすことがお勧めです。
家族でゲームをしたり過ごすのも良し、一人静かに読書に耽るのも良い機会ではないでしょうか。この時期に一番のおすすめは「大掃除」です。
目次
スプリング・クリーニングとは
大掃除といえば「年末の12月」というイメージもありますが、欧米などでは春から初夏にかけた「スプリング・クリーニング」と呼ばれるくらい「春の大掃除」が一般的なのです。
スプリング・クリーニング(Spring-cleaning)とは、冬の間に暖房を目的に石炭などを利用したことによって、すすなどで汚れた家を大掃除するという欧米の習慣です。
実はこの大掃除、日本の時期的にも陽光が暖かい日が続くこの時期にを選んで行うことはメリットがあります。
「年末の大掃除」より「スプリング・クリーニング」
日本の年末にある「大掃除」は家庭だけでもなく会社でも行われる行事の一つです。1年の汚れを落とすだけでなく、きれいになった家で年神様を迎えるという意味合いもあるようです。
そういうこともあり「どんなに忙しくても絶対する」という人も多いかと思いますが、実際には大掃除をする人が増えてきているようです。
3月~4月は入学や就職、転勤などで、荷物の整理や部屋の模様替え、引っ越しなどなどのライフイベントが出てきます。この点からも新年度や新生活を気分よくスタートするためにおすすめなのが「大掃除」だと思われます。
ユニ・チャームのアンケートによると「春は掃除に適している季節だと思いますか?」と聞いたところ、79.8%が「春は掃除に適している季節」と回答をしています。 春の大掃除への関心が高まっているのです。
スプリング・クリーニングのメリットとは
日本では長らくの間、年末に大掃除をすることが一般的になっていますが、春先のこの時期に大掃除するには理にかなったメリットがあります。
- 暖かい季節にできる
- 汚れが落ちやすい
- 新生活の環境作りができる
1.暖かい季節にできる
年末年始だと水を使った掃除が寒い環境でする必要があり抵抗が出てくる人も多いのではないでしょうか。しかし、暖かい春に行えばそのような問題も改善されます。外に出ての掃除も億劫にはなりません。
- キッチンまわり
- 窓拭き
- トイレ掃除
- バス
冬の間フル稼働したエアコンの掃除や手入れも春の掃除でやりたいタイミングです。夏のクーラーがフル稼働する前に行う良いシーズンでもあります。春にもしっかり掃除しておけば、年末がぐっとラクになります。
春の暖かく爽やかな気候の中で掃除をするのは何よりも気持ちがいいです。冬や梅雨の時季よりも前向きにできます。
2.汚れが落ちやすい
真冬で気温が低いと汚れが落ちづらいということがあります。特に油汚れは時間とともに落ちにくくなりますが、寒いと汚れがさらに固まってとっても落ちにくいのです。
しかし春先の温かい時期は、汚れが落ちやすいというメリットがあります。また梅雨時期前の春のお掃除ということで一緒に湿気対策をしておくと、梅雨時期のカビ防止にもなります。
3.新生活の環境作りができる
大掃除という点では汚れを落とすということがメインにもなりますが、クローゼットの整理や部屋の模様替えと一緒にできることもメリットです。
進学や就職、転勤による引っ越しなどが多い季節ですから、配置換えや整理をしながら不要なものは処分を行って家具全体を掃除すれば、気持ちもにすっきりします。
日本もスプリング・クリーニングが適している
この時期に行う掃除は、気分も一新できるのでお勧めです。とくに年度の変わり目には、新たな不用品が生まれます。不用品を処分することで当たらな収納スペースをつくることができます。
- 昨年度の書類(領収書など)
- 教科書、参考書やノート
- 衣類
- 地域の広報誌
- 電話帳
コロナウイルスによる自粛ばかりで気が滅入ることも多いと思います。家の中でテレビやAmazonビデオをまとめてみたり、ゲームで気分を転換するしかないのではないかと思います。
気分を入れ替えることも良いタイミングだと思います。家でもできることはたくさんあるので「スプリング・クリーニング」は良いと思います。