ANA「副業」拡大から考える今後の働き方

ANA「副業」拡大から考える今後の働き方

全日本空輸(ANA)が従業員に認める副業の範囲を大幅に広げる方針を固めたことが報道されました。

日本の大手企業も次々と「副業」推奨の動きがでてきました。

やはりその背景にはコロナ禍の影響で本業の業績が厳しくなり、今まで通りの給与を出すことが難しくなったことが非常に大きいです。

企業が社員を囲い込みする時代ではない

副業に関しては一般的なサラリーマンであれば興味を持ってしまう内容です。

お小遣い稼ぎ程度であれば、誰しもがやってみたいと思います。

しかし企業は本業に影響するという点から、なかなか「副業」解禁に踏み込めませんでした。

社員を安定的に給与を払うことを前提に囲い込むことを最優先にしたのです。

しかしANAのような事態は、会社としては「社員の生活を守るため」を優先した最良の決定だと思います。

社員としての社会保障や権利を残しつつ、自由に活動して良いということになったのです。

もはや、企業が社員を囲い込む時代ではなくなったのです。

自分の未来は自ら切り開くしかない

ANAの決断は「社員の未来」を考えたことでありますが、厳しい状況には変わりはありません。

ANAの副業に関する内容は、勤務時間外にパートやアルバイトなどとして働く雇用契約を他社と結べるようにすることとなっています。

すでにに一般社員の年収を平均約3割削減する方針が決まっているため、雇用を守りつつ、副業によって収入を確保しやすくするしかありません。

社員も会社のシステムに委ねるのではなく、自分で切り開く時代になってきたのです。

働くことの選択肢が広がった

コロナ禍で経済的に厳しくなった業界も多数あります。

しかし「テレワーク」「週休3日」「副業」という今まで実現できなかった働き方が公然となったのです。

むしろ、日本国内全体が推奨している動きでもあり、働くことの選択肢が広がったと前向きに捉えていくほうが良い思います。

ベースとなる会社で仕事ができるようになったのであれば、副業含めて様々なチャレンジをしていくべきだと思います。

既成概念が大きく変わる時代に突入

今までの生活が一変するような時代になりつつあります。

新内閣になってから「捺印業務の廃止」「各種会議の見直し」は、その無駄と思われる悪しき慣習を変えていく動きでもあります。

既成概念が大きく変わる時代に、今までとは違う「働きかた」や「生活のしかた」が求められるようになってきます。

それに対応できるスキルを持っているかが重要になってきます。

「オンラインだけで仕事ができる」「平行して異業種の仕事をこなせる」といったことは、今までの社会人には求められていないスキルでした。

将来的に安定した暮らしをするためには、この機会を追い風として乗り越えていく必要があります。

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