今勤めている会社で給与を上げることは簡単そうで実は大変なことです。連合(日本労働組合総連合会)がまとめた2018春季生活闘争(春闘)のデータによると、昇給額の平均は5,934円となっています。
企業規模別に見ると、中小企業の4,840円で大企業でも6,111円にしか昇給しません。
月に1万円を上げるということは大変なことなのです。単純計算でも年間の昇給額は12万円です。
昇給の1万円も税金を差し引かれるので、そのままお金が増えるわけではありません。
ボーナスを考慮しなければ、100万円の年収をあげるには順調に昇給しても8年以上かかる計算になります。
年収は年数をかけて増やすしかない
会社では厳しい予算が設定がされ、プレッシャーのある中、やっとの思いで達成しても数千円しか上がりません。
20代であればまだしも、住居費や教育費でお金がかかる30代~40代であればこのペースで昇給であれば、増えていく生活費に収入が追いつきません。
また企業全体が基本給というベースアップよりも業績に連動する形でのボーナスで年収を上げようとしています。
企業としては固定給を抑えるのは当然のことではありますが、業績連動頼みの収入になるので、不安定さがあります。
ボーナス払いで購入計画を経てることもリスクが高くなります。
昇給できる機会も年に1~2回が一般的ではないかと思います。
急成長のベンチャーなどは社員のモチベーションを上げるために4半期に1回のタイミングで見直しもあるかもしれませんが、それでも限界があります。
また昇給があるということは、降給もありえるということです。
いずれにしても会社勤めでボーナス以外で年収を上げるには、長く勤めてるしか方法がありません。
会社以外で年収を上げることのほうが簡単
今の時代に「会社の給料が上がらない」と嘆くよりも、他の収入を増やす選択をしたほうが賢明です。
本格的な副業・起業をしなくても月に1万円程度であれば、インターネットを使って十分に増やすことができます。
アンケートの回答を得るような簡単な仕事から、WEBライターのように文章を書く仕事、またパワーポイントで企画資料を清書する仕事など様々あります。
なかでもクラウドソーシングと呼ばれるマッチングサイトは在宅ワークでの強い味方です。
現在やはり最初は信頼できる大手の会社を利用して副業を始めることが良いと思います。
「クラウドワークス」や「ランサーズ」はクラウドソーシングでも有名な会社であれば簡単に登録することができます。
自分のスキルにあった興味のある仕事を探してみるのも良いかと思います。
副業で自分のスキルを活かして月1万円でも収入が得る方法がわかれば、自信になります。
毎日の生活においても副業に充てる時間を優先的に考えるようになります。
そうすると無駄な残業をすることももったいないと感じるでしょう。
本業の会社の仕事も残業をしないように効率化を図るようになり健全です。
会社が全てではありません。わかっている人はすでに始めています。
自分の力でお金を稼ぐことを考えたいが、まだ思いつかないのであれば、「クラウドワークス」「ランサーズ」に登録するだけでも第一歩を踏み出せることができます。
会社の給料は生活費のベースにはなりますが、プラスオンでお金を増やしていくには、副業のほうが確実です。