ベンチャー企業への転職の難しさ

ベンチャー企業への転職の難しさ

誰もが一日に一回は訪れるであろうコンビニエンス業界が厳しい状態です。飽和状態で人口減少時代になっている中で24時間営業することが問題になったことでビジネスモデルも見直しされる状況です。

 

そのようなことからコンビニエンス業界の未来が明るくないと思っている人も多いはずです。それを象徴するかのようなニュースが入ってきました。

コンビニエンスストア大手ファミリーマートの早期退職に応募が殺到している。当初は800人の枠だったが、想定以上の“人気”ぶりに本社は募集期間を当初の2月10日~21日から前倒し、2月3日~7日と期間も短縮した。社員の自由意志による募集のはずが、内部資料では社員を「応募勧奨」や「慰留」など4グループに分類していることも判明。伊藤忠商事出身社員への優遇も目立ち、社員の間で厭世観が広がっている。引用

引用:ダイヤモンドオンライン

記事の内容から社内統制が上手く機能していないことがわかります。いずれにしても現社員にとっては居心地のよくない環境であることは間違いなさそうです。

 

早期退職を使う人々の大半は、まだ現役で仕事ができる人達ですので転職活動をしなくてはいけません。

 

「同じ年収を維持したい」「やりがいのある仕事をしたい」などと条件があると思いますが転職先も慎重に選ばないといけません。大手企業という選択肢もあれば急成長のベンチャー企業への転職も考えられます。

ベンチャー企業への転職の難しさ

ベンチャー企業となるとやはりIT系が多いと思います。インターネット関連会社は絶えず人材を募集をしていますので、スキルと実績があれば比較的転職はできるかと思います。

 

大手IT企業の中でも若い年代(30代半ば~後半)が敢えてベンチャー系の会社(立ち上げして間もない会社)に転職する人が増えてきました。

 

しかしベンチャー企業への転職の難しさというのもあります。「そんなはずではなかった」と思う前に進捗に検討することが必要です。

ベンチャー企業への転職の難しさ
  • 経営者との距離は近くない
  • 意思決定のスピード感がない
  • 社内の風通しの良さがない
  • 希望の仕事ができない
  • 企業は10年での生存率が5%しかない現実
  • 転職後の年収が上がらない

上記のような環境のベンチャー企業にいる社員も多いのではないかと思います。特に大手企業からの転職の場合は、ベンチャー企業の勝手なイメージとのミスマッチが生まれる傾向が高いです。

 

ベンチャー企業への転職に向いている人

ベンチャー企業の最大のメリットは「経験を積む」という点です。年収は簡単には上がらないかもしれませんが、一人で複数の仕事を受け持つことができ、より多くの実績を得ることができます。

 

ベンチャー企業への転職が向いているという人もいます。やはり積極的に複数の仕事をこなせる人はベンチャー企業に入社してさらなる成長をされていきます。

ベンチャー企業に向いている人
  • 新しいことに適応能力がある人
  • 複数の業務を同時にこなせる人
  • 積極的に仕事ができる人
  • 責任感がある人
  • 年下の上司でも問題ない人

しかしここ数年の動きとしては、数ヶ月も経たずにベンチャー企業からさらに転職している人も多くなっています。いわゆるジョブホッパー的な感覚での転職を繰り返しているのです。

 

中高年のリストラ組はそのように簡単に仕事を変えるわけにはいきません。

 

家庭もある人も多いと思いますので、少しでも長期間働ける会社を選ぶことが必要条件になってきます。

 

リストラによる退職金水増しがあるからといってすぐに飛びつく前に、慎重になったほうが良い場合もあります。

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