コロナ禍で外出自粛もあり、年末年始から活発になると言われている転職活動がそれほど盛り上がっていないようです。
転職する人の多くは「年収アップ」が目的になっているかと思います。
目次
年収800万円の壁の存在
以前読んだ記事で「年収800万円に壁が存在する」という興味深い内容がありました。
700万円台から800万円台にできる人は、1,000万円も一気に昇り詰めることができる傾向があるとのことです。
東京都在住の40代サラリーマンの平均年収は約717万円と全国平均より高水準ではあります。
多くの人が800万円未満で滞留していることから、そこに「壁」があるということです。
年収800万円の壁を超えるには
年収700万円台の平均層と、800万円の壁を超えた層で何が違いのでしょうか。
転職で評価されやすいのは「仕事の強み」アピールできるかということに尽きるようです。
そこには「謙虚」という言葉が存在しません。
年収800万円を超える方法は実はものすごくシンプルです。
それは「希少価値」を上げるなのです。
希少価値を上げる3つのポイント
それではどのようにすれば「希少価値」を上げていくことができるのでしょうか。
そこには3つポイントがあります。
1.ニーズがある分野にいること
現在の経済を中心となっている市場が何なのか、IT系なのか金融系なのかサービス系なのかを知ることが大事です。
その中でも特に今後成長できる分野に特化することです。
インターネット業界であればデータアナリスト系、キャッシュレス系サービスが注目されています。
2.やれる人の絶対数が少ない職種を選択
インターネット業界はトレンドの浮き沈みが早い分野です。
少し前まであればゲームプログラマーが足りないくらいの状態でした。
しかし今はビックデータを扱うことのできるWEBアナリスト系やAI系に人気が集中しています。
これらも来年にはまた違った職種が台頭してくると思います。
3.代替の利かない人材価値の高い存在になる
対象となる分野と職種ででも職人的な存在になることです。
組織としては業務が属人化することは好ましくない傾向です。
しかし「ここで抜けられると困る」のような存在であるべきとのこです。
複数分野に明るいこと
決めてとなるのは複数分野に明るいことだと思います。
「ビジネスセンスのある開発者」「数値分析ができるデザイナー」は企業が離すことはありません。
企業の規模によっては800万円になれる基準は違います。
周囲を見ていると管理職や専門職で抜きんでている人を見るとさきほどの3つの条件が当てはまると思います。
必ずしも800万円がゴールではないです。
しかし会社の中で高収入が得ることができる環境があるのであれば、心掛けてみるのも良いかもしれません。
転職はせずに会社勤める意思があるのであれば、一度自分の強みが客観視してみることです。
それに合致する能力を生かせる仕事を社内にあるかもしれません。