高金利でも長期間であればキャッシュフローが残る
新築アパート経営で重要な融資の条件は、属性や資産背景によって変わってきます。
以前、新築アパートを提案いただいた際に、極端な金利条件を提示されました。
金利1.5%で22年
金利3.3%で35年
どちらが有利なのでしょうか。
同じ条件で比較をした際に、年間でのキャッシュフローは金利3.3%で35年のほうが少し残るシミュレーション結果がでました。
金利が高くても、融資期間が長いとその分手残りがでてきます。
しかしながら、金利3.3%で35年では元金の減りが少ないため、利息を多く払わないといけません。
非常に悩ましい選択です。
金利交渉ができるあるなら結果的に有利か
一点優位に働くとすれば金利交渉の余力があるということです。
金利1.5%では、下がったとしても融資期間が短いためそれほどインパクトがありません。
金利3.3%は、期間がある分1%減るだけでキャッシュフロー大きく改善します。
※ただし場合よっては、融資期間が短くなることもあるので要注意です。
金利交渉を他行に借り換えとなると、最初に借りた銀行は2度と使えなくなるリスクもあります。
私の知り合いで、まずは借りたら後はなんとかなると豪語した方がいました。
融資は考え方次第ではありますが、長期的か短期的かでアパートの経営方針が変わってきますので、自分に合った方法を見つけなくてはいけないと思います。