新築アパートが建築される場所は、競合も含めてアパートが多く立ち並ぶ傾向があります。
同じアパート会社で2棟、3棟並ぶ場合もあります。
大きな土地を安く仕入れることができる場合は、分割して販売をされます。
数が多いと物件同士で客の取り合いになるのではないかと不利に思うのですが
逆に有利に働く場合もあります。
不動産会社が案内しやすい
同じスペックのアパートになりますので、設備などは統一されています。
不動産仲介会社の担当が一度物件を見るだけで、他の部屋の仕様がわかるためマイソク(図面)以上に説明がしやすくなるとのことです。
さらに良い仕様のアパートであれば不動産仲介会社も自信を持って案内できるようです。
大規模物件としての印象がつく
同じテイストの新築アパートが並ぶことで
賃借人から見ると大規模な物件としての印象がつき、安心感を与えるようです。
最近では、大きく見せるために意図的にカラーリングを統一しているアパートもあります。
一部をモデルルーム化することができる
物件によっては、複数棟の一部をオーナー向け、賃借人向けに開放している場合もあります。
アパート会社の仕様をいつでも知ることができるので営業的にも効果的のようです。
※モデルルームとして契約しているオーナーにもアパート会社から賃料が入ります。
賃借人による利用ではないので維持費の負担も少ないので安心ですね。
同じ土地でも異なる仕様、デザインで新築アパートが建てば、競合対象となりえる場合がありますが
目的とコンセプトを明確にすれば、アパート運営に有利に働く場合もあります。
新築アパート会社ならではの物件仕様かと思います。