年収アップの転職はリスクがある
今の時代に会社を辞めることがリスクとも言われています。
転職という選択肢もありますが、年収が上がるとは限りません。
むしろ人間関係がリセットされるので、無駄な時間を過ごす可能性もあります。
転職しても仕事内容はそれほど変わりません。
転職しても結局同じ領域の仕事しかしないのであれば、転職する必要はありません。
多少大手であれば環境が良いや業務細分化して安定しているかもしれません。
もし安定している会社にいるならば、給与所得をあげるために転職するのはリスクでしかありません。
転職しても仕事内容は同じ
IT業界では大手、ベンチャー問わずに会社を2,3年で転職するようなジョブホッパーと呼ばれる人達がいます。
特に開発系のエンジニアの人たちを見ると転職しても1年後には次の会社に転職していたりします。
20代〜30代で経験値を積みながら転職先での経営層になれれば成功かもしれません。
しかしそのケースは稀で大半は同じような仕事で就くことになります。
なぜなら会社名が変わっても実際には似たようなサービスが多いからです。
情報提供するメディアサービスもネットショッピングも基本的な進め方は同じです。
新領域サービスでも長くは続かない
またインターネット業界は日々新規サービスをつくりやすい業界です。
新しい領域にチャレンジするんだと言わんばかりに転職する人もいます。
しかしインターネット業界は基本的には「広告」か「ショッピング」領域が中心の業界です。
新しいビジネスモデルで何十年も継続することは難易度が高いのです。
数年前は新しい領域で盛り上がっていたスマホゲーム業界ですが、大手と言われていた会社も軒並み赤字事業となっています。
最近では決済サービスが流行りですが、セブンPayが早期撤退したように来年には限られた会社(資金力のある大手会社)のサービスしか残らないでしょう。
転職して新規開発サービス責任者となったとしても、生き残れる人のは極めて少ないと思います。
会社を辞めずに副業で成功することが理想
最近若者に人気のビジネス書著者やインフルエンサーは十分に収入があるのに、サラリーマンを続けている人が結構いらっしゃいます。
最近読んだ本ですが「転職と副業のかけ算」のmotoさんはサラリーマンを続けながら副業で年収5000万円くらい稼いでいます。
最近はサラリーマンを辞めて起業して上場するような人より、本業と副業をこなしているマルチな人が人気だったりします。
なぜかというと多くのサラリーマンは会社を辞めることを考えていないからです。
会社を辞めずに成功(年収アップなど)をすることを目標とする人が多いからです。
社長または経営層ともなれば、労働時間は制限されているものの、会社のため時間を四六時中神経を使っているのが現状でしょう。
一般社員であれば毎週40時間くらい本業の仕事をする必要があります。
しかし本業以外の時間を使って副業(ビジネス)をすることができるのは大きなメリットです。
週休3日制ともなれば、さらに集中して副業する時間ができます。
今の理想は憧れだけで「経営者」を目指すより、自分のスキルと活かしてマルチ収入が得られる人になることです。