転職者の6割が年収ダウンしているという現状

転職の6割葉ダウン

転職の6割葉ダウン

「40代でも転職できる」ということを以前登録していた人材紹介会社などからメールが来ます。転職するべきか、今の会社に残るべきかを選択は常に悩ましい問題です。他にも自分にあった仕事があるのではないかと思うのは当たり前のことです。

 

40代は、特に収入面で考えることが多くなると思います。家族もいるサラリーマンであれば教育費や住居費がピークになり、老後の蓄えも心配しなくてはいけなくなる年代です。

 

収入を増やすということを考えると「社内で昇進」を目指すべきなのですが、40代ともなると自分の今のポジションから考えて将来どれくらい年収になるのか知っておく必要があります。

 

役員になれる働き方をしているのであれば、まだまだ年収アップの可能性があると思いますが、大半のサラリーマンは現在の年収に対して何割か上乗せされるのが金額がおよそ上限値です。

 

 

転職者の6割が年収ダウンしている

年収を上げるために「転職」という選択肢を真っ先に考えてしまいますが、大手人材会社からのデータでは、転職者の実に6割が年収がダウンしたと発表しています。

 

本当に収入アップで成功するの方は、かなり専門的な知識や高度な技術を持った限られた人だけのような気がします。人材紹介のメールでも「600万円~1,000万円」と書かれている場合があると思います。

 

「1,000万円」ももらえるのかと思いがちですが、「600万円」になってしまうという可能性もあるということなのです。人によっては、年収ダウンのリスクもあります。

 

しかも転職となると最初から人間関係を構築する必要もあり、中途採用者というだけで古参社員より待遇が悪くなるのが現実です。「転職ができる」機会は増えただけで、転職ができたとしても実際にはハンデを背負って仕事をしなくてはいけないのが現状だと思います。

 

そうでなると、無理に「転職」をせずに新たな収入源を得るほうが、年収アップには最適解になるのです。「会社の給料」だけというリスクは、転職しても同じだからです。

 

「副業」を承認している会社であれば、非常にめぐまれた環境だと思いますので、すぐに収入が入らなくとも検討、挑戦してみるのは「転職活動」するより精神的にも負担がありません。

 

同年代で集まる機会があれば、「今の仕事の話」より「将来どうする的な話」が多くなります。自然と「副業している」という方が多くなってきています。

 

「副業」は特別な人しかできない時代から大きく変化してきたと思います。「株をやってますよ」から「副業してますよ」くらい一般生活に浸透し始めていると思います。