売買契約は、非常に重要なイベントです。
物件探しと融資確保に奔走して疲れているかと思いますが、契約を軽視してはいけません。
自宅含めて何度か売買契約を結びましたが、契約の専門的な知識はないものの、回数を重ねるごとに注意すべきことが身についてきました。
1.売買契約書は事前に送ってもらう
これは一番重要です。契約書といって抵抗あるかもしれませんが、大きな条件が入っているかもしれませんので、積極的にもらいましょう。
悪意はないかもしれないですが、こちらからリクエストしない限りは出さない不動産会社もあります。
業界的に提携のフォーマットはあるかもしれないですが、細かいところで特約などある場合があるので確認したほうがいいです。
2.不明なところは質問しましょう
売買契約書の説明は一言一句読み上げます。
不明なところは何でも質問しましょう。
宅建士の方は説明する義務がありますので、遠慮はいりません。
時間をかけてでも納得する回答をもらいましょう。
たまに宅建士の資格のない方が担当の場合がありますが、必ず宅建士の方に同席します。
※義務なので不在の場合は、その場は断ってもいいです。むしろ違反行為です。
3.印鑑は自分で押しましょう
たまに、先方が押印する場合がありますが、大事な契約書なので必ず自分で押しましょう。
捨て印だといって白紙に捺印するなど一番危険です。昔は白紙に捺印したことで、あとから契約書が作成されたことがあったようです。
絶対にしてはいけません。
4.コピーをもらいましょう
その場で売主の印鑑はないことが多いので、仲介会社が預かって後から、先方の捺印済みの契約書をもらいます。
ただし自分で捺印したものはコピーをもらうようにしてください。
めったにないですが、書き換えをされるなどを未然に防ぐためです。
5.提出した書類の預り証はもらいましょう
住民票や印鑑登録証などを提出するかと思いますが、提出した書類、通数がわかるような書類を預かった旨の書類をもらいましょう。
以前、相談したアパート会社はそのようなことがなかったらしく、その場で作って印鑑をもらいました。
基本的なことかもしれませんが、売買契約は時間もかかり、見たことない資料が出てきますので、特に初めての場合は正直疲れます。。
流されることなく、一つづつ確認しながら進めてください。
そのプロセスを省略する業者は要注意です。