新型コロナウイルス感染拡大よる自粛長期化が避けられない中で、経済再開を望む声が世界中で沸き起こっています。
完全に封鎖はできないことを理解したうえで共存を選ぶ国も今後増えていきそうです。ドイツでは経済再開と同時にプロサッカーリーグである「ブンデスリーガ」の再開も言及しました。
この選択が吉とでるかは数週間後をみて判断するしかありませんが、未来に向かって進む意欲を感じますので状況を見守りたいと思います。
給料が減る中で少しでもお金を増やそうとする動きも活発になってきます。インターネット上でも「株」「FX」「金」など投資を進める広告が目に入るようになってきました。
「投資」でお金を増やすことができる
お金を増やす方法としては主に3つのことが挙げられます
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 投資をする
投資をすることは一般的には馴染みがないものでした。「富裕層が行うもの」「貯金がある人は行うもの」のように余裕がある人が興味を持ち、実際に投資を行うイメージです。
ただし「投資」という言葉だけが先行して始めてもいけません。なぜなら「投資」は必ず儲かるとは限らないからです。
「投資」は「お金を増やす仕組み」
「投資」を理解しているということは「お金を増やす仕組み」を理解しているとも言えます。
投資関連の本には「お金に働いてもらう」という意味の内容が書かれていることがあります。
「お金」が「お金を増やす」ということで最終的には金融資産など増やしていくことに繋がります。
「お金に働いてもらう」でわかりやすい投資商品は「株式投資での配当金」は一番わかりやすいものかと思います。
ある基準日までに株式を所有していれば「配当されるお金」です。株式自体にも金銭価値がありますが、所有していることで増えていくお金もあるということです。
最近ではインターネット証券で株式を始めようとする方が増えています。積立投資などで少額で利用することもできます。
iDeCo(個人型確定拠出年金)やNISA(少額投資非課税制度)は税制面で優遇されていますので、長期的に資産形成をしても良いのであれば、利用すべき制度です。
不動産投資は「お金を増やす仕組み」の王道
投資の中でも不動産投資は「お金を増やす仕組み」として王道です。
金融機関から融資(アパートローン)を受けて不動産を取得し、他人に賃貸で貸し出すことで収入を得ることもできます。
アパートローンを組んでいるため、最初は資産ではありませんが、完済すればすべて自分のものになります。最終的に現金化すれば大きなお金になります。
都内の中古のワンルームマンションを購入しておけば、数十年運用していれば家賃収入と売却益で1000万円の現金をつくることは比較的可能な方法です。
過度な不動産投資はリスクがある
その流れからか最近では「中古ワンルームマンション投資」の案内も増えてきています。
しかし年収300万円の人がいきなり1,000万円以上の中古ワンルームマンションの投資をすることはリスクがあります。
不動産投資で一発逆転したいという発想は危険だからです。
自分の持っている資金をすべて不動産投資して大胆にリスクを取るのではなく、余裕を持っておこなうべきです。
不動産投資についても人によって金融資産の保有額やリスク受容ができるかなどによって異なります。
「この不動産投資が絶対正しい」という方法があるわけではありませんので過大な投資をすることは避け、一定額の現金を保有しておくのが適切な判断ではないかと思います。
このコロナウイルス感染拡大の状況下ではお金に過敏になって冷静な判断ができにくい状態かもしれません。
しかし現金を失ってまで行う投資はギャンブルに近いと思いますので、控えるべきだと思います。