不動産投資物件の利回りが高いとリスクも高い

不動産物件は利回りで判断してしまいます。

特に初心者の時は、利回りが10%必要だとか数字に踊らされたりします。

実際に私もそうでした。

利回りは売主側の意向でいくらでも操作できるということも後で知りました。
(全てはそのような物件ばかりではないですが、中には悪質なものもあります。)

新築アパートで利回り10%超えることは、まず無いです。

大抵は良いところで8%後半台、都内の一等地だと4%台というのもありました。

地方の中古アパートで13とか14%がでるとすごく良い物件に見えてしまいます。
かつ金額も新築アパートが5〜6,000万円台に対して2〜3,000万台で販売していると目移りします。

ただし、この利回りはその分リスクも高い場合があります。

満室での利回りになので、空室が出れば当然下がります。
中古なので新築アパートよりメンテナンス費用もかかります。
耐用年数も短いので、融資できる銀行も限定され条件も厳しくキャッシュフローに影響でます。

全てが当てはまるわけではないですが、利回りの数字にはそれなりのリスクが反映されていると思います。

もっとも、最近の中古アパートは新築アパート並みの利回りになってきていますので
短期で減価償却をするためなど利回りだけで購入することはなくなってきているのではないかと思います。