新築アパート購入の検討段階で実際の物件を見に行く機会があると思います。
新築アパートは、土地が大量に出るのか、競合他社のアパートが立ち並ぶ地域があります
周囲を見渡すと近くに一般的な形式のアパートからデザイナーズアパートを見ることができます。
同業アパートを見るといろいろなところで各社の差が出てきます。
当然外観からしか見えないですが、新築アパートへのこだわりも見えてきます。
目次
チェックすべきポイントは共用部分
当然、部屋の中まではみることはできません。判断できるのは「共用部分」です。
外玄関から階段、廊下までは確認できます。ただし不必要に回ると不審者に間違えられるので長時間は厳禁です。
そして一番差が出やすいのは「清掃」状況です。
マンション管理のように日々清掃することは困難ですが状態よって、マンションの扱いや住民の利用度がわかってきます。
落ち葉やコンビニの袋などが落ちていないか
外見ではわからないですが、アパート特有の外階段などではマメにチェックが必要です。
落ち葉が色違いで何種類もある場合は、時間が経っているため清掃がなされていない可能性があります。
各住戸の前に私物が置かれてないか
廊下にゴミ箱やサンダルなどがある場合は、管理会社が注意徹底していないことが想像されます。
昼間にサンダルが何足も扉前にある部屋を見たのですが、学生の場合は友だちが複数入り浸っているかもしれません。
そうなると隣接の部屋からもクレームがくる可能性があるため要注意です。
自転車は、専用置場に停められているか
都内、都市圏では駐車場はないまでも駐輪場は各戸1台はおけるはずです。
最近は折りたたみ自転車などもありコンパクトになっています。
私が見たときは、住戸の前に置かれていました。見た目含めてよろしくありません。
傘は散乱していないか
これも住戸の外壁に何本も並べられているのを見ると、住民が清掃しない傾向があり、良くないのかもと判断できます。
共用のダストBOXは清潔か
ゴミが分別されていない、汚れていても放置されているなどは論外です。
特に首都圏のオーナーは遠隔地のアパートを購入されるパターンも多いと思います。
管理会社に報告が定期的に行われているシステムの有無など依頼する前に確認することが必要です。
清掃しないのは負のスパイラルの始まり
新築アパートでも清掃をしないことで物件そのものの価値が下がることもあります。
負の連鎖に陥ることになり、オーナーに取って一つも良いことがありません。
今回みた競合の新築アパートの清掃状況は酷い状態の物件もありました。サラリーマンオーナーであれば常に見回ることができません。
清掃は、管理コストを掛けてでも月に1~2回は実施して建物価値が落ちないようするべきです。
専業大家さんであれば、自ら清掃するという仕事もできますが、サラリーマン大家は厳しいので、理解のある管理会社を探すことが重要です。
先日、関東を中心に通過した台風15号などの被害を確認し、すぐに清掃してもらえる管理会社であれば、さらに良いかと思います。