同年代の40代と飲み会などで話をしているとまだまだ現在の仕事の話題が多いです。
なかなか定年後の生活の話までにはいたることはありません。
特に多いのは現在関わっているプロジェクトなど仕事の話で不平・不満の話が中心です。
最近では40代でも転職を考えている人は多いので「どこの転職サイトがいい」「あそこのエージェントはIT業界に詳しい」などの話が出てきます。
一通りお酒が回ったところで、ようやく家族の話になります。年金の話などは出てくることはありません。
気がつけば40代になり、悩みが尽きない
話をしていると気持ちは30代のような感じの会話が多いです。しかし気がつけば40代になっていて「健康」「人間関係」など悩みが多いことを自覚します。
特に「お金」の話はタブーな感じがするので、副業している話や投資をしている話などは、ほとんど話題にも上がってきません。
しかし40代ともなると本業の今後のポジションや今後かかるであろう支出(教育費や住宅ローンなど)が増えていく時期なので、真剣に考えなくてはいけません。
「支出を抑えて」「お金を増やす」などを周囲に惑わされずに準備していくことが重要になってきます。
また、「お金」のことだけでなく、周囲の環境やコミュニケーションの在り方も整理していくべき時期でもあります。
年末の大掃除のように「やめること、少なくしていくこと」をリスト化し、加えて「増やしていくこと」を準備していくことが大事になってきます。
・お酒を飲む機会
・タバコなどの嗜好品の量
・新しくブランドの洋服を買うこと
・業務上の付き合いゴルフ
・過度な残業や休日のメール対応
・会社の人との付き合い
・SNS
・収入の複線化
・体のメンテナンス
・勉強(読書など)
・睡眠時間をとること
・家族とのコミュニケーション
・地元でのコミュニケーション
・仕事以外でのコミュニケーション
これはあくまでも一例ではありますが、リスト化して可視化することによって、やるべきことが明確になってきます。
リストを可視化したら実行あるのみ
20代、30代は貪欲に吸収していくことが大事な時期でもありますが、40代になると取捨選択が瞬時にできることが求められてくると思います。
会社に依存度が高いと思っている人は、なおさら隙間時間をつくってでも「増やすこと」を実行していくことが、これからは大事になってきます。
会社でのポジションを半ば見切った方であれば、10年後、20年後を見据えて「不要なものを大胆にカットする」「来るべき50代への挑戦する」を始めておくべきです。