年収が高い人ほど「貯金」ができないと言われることがありますが、本当でしょうか。
金銭感覚の問題なのか「お金を貯める」という意識が欠落しているのは非常にもったいないと思います。
不動産投資でも年収2,000万円なのに、貯金が500万円もないという人は、不動産融資でも審査に落ちやすい条件の一つです。
年収700万円台の女性「貯金ができない」
年収が高いのに貯金が溜まらないと嘆く女性が、話題になっています。
「貯金したいものの、趣味にお金を使ってしまい思うように貯まりません。
また可処分所得が額面に対してかなり低いので貯金しづらいです」(千葉県/年収720万円/現在の貯金額200万円)
「全然貯まらない。海外旅行や日々の外食代に消えてしまう」(神奈川県/年収740万円/現在の貯金額500万円)
ある程度好きなようにお金を使うため、貯金できないという状態に陥っていることを嘆いています。
当然のごとくネットでは総ツッコミ状態です。
多くの女性たちから「海外旅行だの日々の外食やめりゃいいじゃないか」などの、同情もなく真っ当な指摘が相次きました。
やはり、年収が高いと生活レベルを上げがちなので、貯められなくても仕方ないという意見も出ています。
給与所得者の平均年収が全体で432万円という調査結果があります。(2017年民間給与実態調査)
年収700万円は手取りで500万円ほど見ても平均をはるかに超えます。
高収入なら誰もが陥る現象か
自分で働いて得たお金を好きなことに使っています。
だから、誰に文句を言われる筋合いはないと言えば正論です。
また、贅沢したくてするのではなく、住んでいる環境や友人との付き合いでお金がかかるという意見もあります。
これだけの年収を得るために、仕事も忙しくストレスもあるかと思います。
そのストレス解消としてお金を使うことはごく自然なことかもしれません。
もちろん賢く出費を抑えている人お金が貯めつている人もいます。
今を楽しむことが大切か、老後に備えて収入の範囲内でコツコツ生きる人生とどちらがいいかは難しい選択肢です。
少なくともお金の使い方は、「浪費」のような散財でなく経験や勉強を兼ねた「投資」であるべきかと思います。