「TATERU」はなぜ広告を再開したのか

TATERUの広告が検索結果に出ている

一部のメディアでTATERUのネット広告が掲載されていました。昨年の不正融資問題から広告自体が自粛をしていました。

平成30831日付「本日の一部報道について」において公表させていただいた件に関し、関係者の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしており、誠に申し訳ございません。

 

関係者の皆様への影響、その他諸般の事情を鑑みて、広告の掲載を当面の間自粛させていただきます。
何卒ご了承のほどお願い申し上げます。

引用:TATERU ホームページ

厳密にはいつから広告を再開をしたのか不明ですが、半年以内で諸般の事情がクリアになったという認識なのでしょうか。

 

検索連動広告にも記載されるようになっています。しかし「TATERU」「TATERU アパート」という内容で「TATERU」キーワードが絡めたものに対して表示されています。

TATERU広告

メジャーとなる「アパート経営」「新築アパート」というキーワードには掲載設定をしていないようなので、反響の様子を見ている段階なのかもしれません。

 

 

レオパレス騒動によりTATERUの存在が薄まったのか

あまりにもひどいレオパレスの惨状に同じアパート経営であるTATERUへの視線が少なくなったのかもしれません。しかし先日の業績発表にも出ているようにネガティブイメージが先行しているのか売上が上向くには時間がかかりそうです。

 

レオパレスとは違って建物自体への不信感はないだけに、まだ立ち直れる部分があるのかもしれませんが、ネットでの口コミには防音や湿度性などは良くないという記載もあります。

私の住んでいる部屋も防音がかなり酷いです。私の部屋では、上室や隣室のトイレの音が聞こえますし、足音などはかなり大きく響きます。

新築のアパートに住んでいるものです。 

防音と湿度が本当に酷い。
夏は外のほうが涼しく、冬は外のほうが温かい。 

湿度は常時70%くらいで除湿機必須

 

アパートは木造になるのでマンションと比較されると音が聞こえやすいのは確かだと思いますが、生活音が気になるのは良くありません。

 

TATERUのホームページには、建築仕様に関するページには「瑕疵担保責任保険」「地盤保証」くらいしか記載されていません。このレベルは新築住宅でも当然の項目なので、防音性に優れているのか耐震性に問題ないなど、建物に自信があるのであれば記載があって然るべきだと思います。

 

 

TATERUの広告ページに優位性を感じない

実際のページを見た印象ですが「IoTアパート」を全面に出しています。


IoT
で入居者様をサポート!便利で快適な暮らしを!

IoTでセキュリティUP

IoTは操作も簡単!音声操作も可能!

 

住居用の新築マンションを購入するチラシのような文言です。そこに安定したアパート経営ができるのか、建物は大丈夫なのかのメッセージが感じられません。

 

セキュリティ面を強調するのはわかりますが、今のアパート経営で優位性を出すのはそこではないと思います。長期間保有できるほどの安心した設計で、堅牢な部材を使った建物をアピールすべきです。

 

まだ飛び道具的な流行のデジタルツールをメインでアピールしているのことに、少し残念な気持ちになりました。せっかく広告を再開するなら、今までとは違う「レオパレス」のような施工不良アパートではないことをアピールして欲しかったです。

 

TATERUのブランド戦略はなくなったのか

資料自体も従来の紙やDVDでもなく、動画やオンライン上で読むことができるeBookという形になりました。有名スポーツ選手を使っていたパンフレットは非常に豪華なものでした。コストダウンのためかもしれませんが、請求する意欲も湧きません。

 

何千万円ものアパートを購入するのですから、商品価値を高めるようなツールを使ってブランディングを突き通して欲しかったと思います。TATERUはブランド戦略は長けている会社と思っていただけに真新しさのない会社になってしまった感じです。

 

「不正融資」「施工不良」などでネガティブさ際立ってしまった不動産投資です。レオパレスの行ったことは決して許されるものではありません。「日本のモノづくりは優秀であって欲しい」と思います。今こそ大手アパート会社が先頭に立って不動産投資をクリーンなイメージで作ってほしいと思います。