「姫路の不動産王」として多くのメディアにも出演していた有名不動産投資家である大川護郎氏が経営する(株)ANGELOが9月10日付で銀行取引停止処分となったとのことです。
(株)ANGELOは、代表の大川氏が新聞配達員および販売店の店長時代から個人で始めた不動産賃貸事業を法人化した会社です。
「姫路の不動産王」大川護郎氏とは
借金は495億円、物件5,000戸以上と文字通り規格外の不動産投資をされています。
個人で始めた不動産投資をここまで規模を拡大させたことには本当にすごいことだと思います。
中学卒業後、読売新聞販売店入社をされて19歳の若さで所長になった方です。平成26年新聞販売店として独立をされ大阪、堺で4店舗展開しているので、商才が抜きんでいた方だと思います。
新聞配達業と並行して不動産投資のオーナーとして平成15年に第1棟を取得されています。
平成30年で4,084室、駐車場1,987区画を所有と部屋数は実に姫路市の賃貸世帯数の約1%に相当しています。
メガ大家、ギガ大家クラスではない本当の不動産王です。
メディアでは派手な生活を披露
ここ最近では、テレビで露出されることが多くなっていました。
スポーツカーも好きで22台所有されていて高級腕時計や多数のクレジットカードを持っていることが目立つ内容でした。
今回の報道が正しいのであれば、不動産投資での運用が「実際には儲かっていなかったのでは」と指摘を受けそうです。
大家業は表に出るべきではない
不動産投資をされている人は「表舞台」にはあまり出てきません。
一部にセルフブランディング的に本を出したり、セミナーを開催、大家塾を主宰したりする方もいます。
それはレアなケースだと思います。
大家業でそれなりの規模を持っている人でも、実に質素な生活をしていると思います。
高級車やブランド品に囲まれて生活することに価値がないと判断をしていると思います。
また毎日使うこともないステータスの高いクレジットカードの年会費や高級車の車検、自動車税など、所有してるだけで費用が発生する物の維持費も多額になります。
大家業は自慢するような形で表部隊には出るべきではありません。
露出することによって売上やお金の利用状況が明らかになるので、税務署からも注目されることになりかねません。
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