不動産投資を始めるには、インターネットショッピングのように自宅から注文することはできません。
自宅のパソコンやスマホから問い合わせが出来たとしても契約などの手続きは人を介さないとできないのです。
そうなると購入時には不動産会社の営業担当が窓口になります。
不動産営業が信用できるかで、同じ物件を購入しても変わってきます。
不動産営業は不動産投資のパートナー
初心者の不動産投資者は、不動産営業をパートナーとして信用するしかありません。
「物件の相談」「融資の相談」「管理の相談」など全てを対応してくれることで、安心して購入することができます。
信用できるパートナーを見つけることができれば、今後の不動産投資も安心して相談することができます。
なぜスリーピーススーツが多いのか
営業担当は第一印象が大事です。
人は短時間であれば、見た目の髪型や服装などで判断します。
その中でも不動産会社の営業の方には、年齢問わずスリーピーススーツを着て、高そうなブランド時計を腕にはめている人を見かけます。
そして、日焼けをした如何にも体育会のような感じの好青年です。
これらの服装を着用するのは「ハロー効果」を狙ったものになります。
営業マンが必要とされる「ハロー効果」とは
「ハロー効果」とは何を意味するのでしょうか。
ハロー効果とは社会心理学の用語です。
ある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる(認知バイアス)現象のことです。
例えば、ある分野の専門家が専門外のことについても権威があると感じてしまうことや、外見のいい人が信頼できると感じてしまうことが挙げられます。
つまり「目立ちやすい特徴やモノが良ければ、すべてが良く見える」ということになります。
それは、見た目の印象が良ければ、信頼できると感じることができるという意味になります。
本当に信用すべきは服装からではない
しかし、そのようなスリーピーススーツの営業担当の服装は、良い印象を持ちません。
そのような服装ができるのは、年収があるからです。
年収が高いのは、購入者からの売上の一部が流れているからです。
お金に対してギラギラ感があるのか、強引な営業手法をとってきそうです。
実際に、Youtubeなどでも強引な販売をしている不動産会社の営業担当の動画があげられており、話題になりました。
本当の信用は服装からでは生まれないということです。
信用できるのは「表情」と「知識」
実際に信用できるのは、その人の「表情」であったり「身体動作」「姿勢」だったりします。
そして不動産会社の営業担当が必要なのは「知識」です。
不動産業界特有の専門知識を知っていることは、当然のことです。
それに加えて、初心者にもわかりやすく説明できるかがポイントになります。
決して「上から目線」「業界通」な感じでの言動ではないことです。