「レオパレス」施工不良アパートに終わりがない
久しぶりにレオパレスが施工不良アパートを数値を公開しました。今さらという感じもしますが、30,000棟にも迫る勢いです。
レオパレス21は5日、アパートの施工不良問題で、不備の見つかった物件が8月末時点で2万3483棟に達したと発表した。
7月末時点の公表数から1344棟増えた。物件の調査は続いており、不備はさらに拡大する見込み。
住戸を仕切る壁が天井裏に設置されていないなどの問題が見つかり、レオパレスは施工した全3万9085棟を対象に調査している。
これまでに3万1759棟の判定を終えており、10月末までの調査完了を目指す。
引用:ヤフーニュース
業界最大手ではありますが、これだけの施工不良の数字を見る限り、もはや「レオパレス」にアパート業界をリードしていく資格がないと思います。
企業の保身よりも「アパート住民」と「オーナー」のために最優先に行動すべきです。
調査することにすでに意味がない
また肝心の改修工事ですが、やはり必要な人材を十分に確保できていません。
改修済みは875棟にしかできておらず、全物件の改修完了時期は確定していないとしていますが、単純計算でも数十年かかりそうな勢いです。
調査は何のためにやっているかわかりません。
時間を掛けることにより問題を「風化」させようとしているのではないかと勘繰ってしまいます。
仮に全3万9085棟のうち9,000棟が正常だったとしたら「9,000棟が大丈夫でした。安心してください」と言いたいのでしょうか。
ここまで時間をかけて調査よりも「全棟直します」と言ったほうが良いのではないかと思います。
「全棟直せない場合は、レオパレスがすべて買取いたします」くらいの誠意がほしいと思います。