老後生活の準備を現役時代(サラリーマン時代)に行うのはもはや必然の行為です。年金では生活できないというのは国民全員が理解しておかなければなりません。
残念ではありますが、生活に足りないと思えるお金を理解しているのであれば、不足分を補う活動を早くからすることが必要です。
特に50代はチャンスの世代です。40代は仕事が忙しく、支出も教育費が増える年代でもありますので思うようにお金が貯まりません。
老後でゆとりのある生活は月平均34.9万円とされています。年金が20万円もらえるとした場合に差額の15万円が不足になります。
年金をもらう65歳までの間に、月15万円のキャッシュフローを得る仕組みを作ることで生活に余裕がでてきます。
15万円を作る仕組みをつくるために必要なこと
今の給与に対して月額15万円を増やすとなると大変です。昇給でも1~3万円が限度ではないでしょうか。
順調に年に1回昇給があるとしても5年~15年もかかってしまいます。確実かもしれませんが会社の業績にもよるので現実的ではないかもしれません。
そうなるとやはり副収入を得る動きをするのが一番早い方法です。
副業ということで週末にパートをするというのは早計です。1日1万円稼げたとしても土日通して月8回働いても8万円しかなりません。
ましてや体力的にも精神的にも継続するのは大変ですので、可能な限りデスクワークや不労所得を考えるのは健全です。
サラリーマンでの仕事をしながら安定的に副収入を得られる方法として、以下の方法が考えられます。
株式投資による配当金収入
投資用不動産の家賃収入
インターネットを介した収入
「株式投資による配当金収入」「投資用不動産の家賃収入」は昔から「不労所得」の代表格として人気があります。さらにこれから「インターネットを介した収入」をプラスすれば盤石な体制になってきます。
月15万円の得るための理想的なモデル
「株式投資」だけ「不動産投資」だけの収入で生活もできますが、さらに収入源を強固にするためには、インターネットを使った収入源をつくることです。
株式投資の配当金は、会社の業績によるため不安定バランス的には下記のような感じが良いかと思います。
不動産収入・・・10万円
インターネット収入・・・5万円
不動産収入だけインターネット収入だけで15万円をつくるより複合的に行うことで、リスク分散にもなります。
不動産収入で10万円
不動産収入で10万円であれば、月5万円前後の家賃収入がある中古区分マンションを2戸もしくは3戸所有することができれば達成します。
しかし中古区分マンションに関しては借入金がないことが前提になります。
返済が長期間になるとしても、あくまでも目標は65歳までに実現すればよいので、40代から始めてもコツコツ返済できれば十分に達成できます。
またそこまで待てないと思う方は、小規模(4戸~6戸)のアパートを購入することをお勧めします。
借入金をどれくらいにするかにもよりますが、頭金を2割以上用意でき、金利条件がよければ、年間100万円前後のキャッシュフローは得ることができると思います。
いずれにしても月10万円を目標に計画を建ててみましょう。そこまでハードルが高くない目標だと思います。
インターネット収入で5万円
最近の不動産投資をされている方でも「インターネットによる収入」を増やしている人は多いと思います。
銀行から借り入れすることもなく、リスクもなく収入を確実に増やすことができるからです。
インターネットの知識は多少必要ではありますが、月5万円は比較的達成しやすい金額です。
具体的には下記のような方法が考えられます。
商品売買による収入
アフィリエイトや広告による収入
クラウドソーシングによる収入
どれも自宅でパソコン(場合によってはスマホ)さえあればで週末に一日中拘束されるものでもありません。
不動産投資は「不労所得」に近い収入としては王道ではありますが、これだけに偏るのはリスクが生じる時代になってきたかと思います。
ましてやサラリーマンで大規模な戸数を保有するような専業大家にならないのであれば、別の収入源を確保するべきだと思います。
「物件を追加で購入しなくてはいけない」や「空室対策しなくてはいけない」などで悶々する日々が続いているのであれば、その時間を活かしてインターネットによる収入も検討すべきだと思います。