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サラリーマンの自分が「不動産投資」をはじめて良かったこと

サラリーマンの自分が「不動産投資」を始めてよかったこと

年に一度は「不動産投資」の目標の見直しをしています。「不動産投資」を行うことで今までにない生活への余裕と精神的にも安定することができたことを改めて実感する機会でもあります。

 

今のところは順調に家賃収入も得て、銀行口座のお金が着実に増えていることを考えると「不動産投資」のメリットを大きく感じます。

 

まさに不動産投資バブルが始まる前後での開始でしたが、今の融資状況を考えると始めるタイミングがギリギリだったのかもと思います。

「投資」にほとんど興味がなかった30代

元々「投資」と呼ばれるものに関しては、そこまで熱心に取り組んでいませんでした。とくに30代はIT系ベンチャー企業にいたこともあり、日々仕事に没頭しており「投資」を考える余裕すらない状況でした。

 

お金を使う時間もなかったこともありますが、ストレスで散財することもなかったので、貯金は順調に増えていきました。しかし普通預金に預けっぱなしの状態です。

 

会社の同僚の間では株やFXなどで盛り上がっていましたが、ほとんど言って興味ない状況だったのです。しかし投資自体の知識がなさすぎました。

 

さすがにこれではいけないと思い、1000万円近くたまった時に一度証券会社に相談をするのですが「国債」と「投資信託」を進められたのですが「思ったより増えないなぁ」と印象で申込にはいたりませんでした。

 

そして悶々とする日々が続いていき、結婚、家族ができ「投資」という言葉も意識しない状況なっていきます。

 

不動産は「自宅購入」で興味するようになる

そのころの目標は「自宅」を購入することでした。大規模な会社に転職したこともあり「住宅ローン」が申込ができる状況でしたので、物件探しの毎日です。

 

賃貸で借りていた地域で「戸建」を希望していたので、平日はインターネットで物件を探して週末は家族で現地説明会に行くような生活です。

 

地方出身の自分としては「マンション」が窮屈に感じていたのと「土地」が全部所有できないことが考えられなかったので「土地付き戸建て」にこだわっていました。

 

今考えるとこの頃から「不動産」に興味を持っていたのだと思います。しかも建売住宅を何軒も見ていると仕様に納得できなくなり、最終的には土地購入から始めて、自由設計で建築することになったのです。

 

建売のほうが安いのかなと思いきや、いざ始めて見積をとっていくと全体の価格が相場より安くなったのです。

 

この時、仕様のレベルが低い物件に建売業者の利益が相当乗っているのだと感じました。時間とコストを考えると建売のほうがダントツにラクなのですが、やはり最初から作るほうが納得感があります。

 

無事に自宅を建てることができた頃に、人生の選択ともなるプライベートな出来事がおきます。

 

過ごす時間が同じなら、やれる経験はしておこう

この出来事により「同じ時間を過ごしていくのなら、やれる経験はしておこう」と思い立ったのです。どんな物事でも先送りをせずに「今やる」ないし「やる準備をする」ということを心に決めました。

 

今でも日々どんなことでも「新しいことで経験し成長する」ことを目標にしています。

 

「新しい本を読む」「知らないお店で買い物をする」みたいな些細なことも含めて、昨日より今日は何か新しいことを知ることで、単調に同じ時間を過ごしてはいけないと思っています。

 

そんな中で何気なく書店で本を選んでいたときに、普段は滅多に入らない「株式投資」関連の書棚を見ていました。数年前にあきらめた「投資」という世界を再度知るためです。

 

その棚の隅に「不動産投資」関連の本が並んでいるコーナーに出くわします。

 

タイトルを見ると「サラリーマン大家」「不労所得」「セミリタイア」といった内容ですべてが初めて見る言葉ばかりでした。

 

振り返ると焦って「投資」を勉強し始めたころに友人の勧めで「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだことはありました。

 

「不動産投資」という内容に当時の自分とはかけ離れた内容でしたので、それほど興味も持たずにいたのです。「このような世界もあるが、アメリカだからできるんだろう」というレベルです。

 

サラリーマンが「不動産投資」をすることは夢の世界の話です。しかも当時は「ワンルームマンション経営」的な感じで勧誘電話で辟易していたことあり、どちらかというと避けていた内容です。

 

「不動産投資」は本気で勉強しないとわからない

しかし、その当時に読んだ不動産投資の本は、自分の年齢を考えると「現在のこと」「将来的なこと」を考えると共感できる部分が多かったのです。

 

興味深く入ることができ、その後、数冊連続で不動産関連の本を読み漁りました。

 

とりわけ「銀行から融資を受けて不動産を購入する」というレバレッジの考えは斬新でした。単純にお金を借りることは良くないと思っていたからです。

 

またサラリーマンは住居購入のためにローンを組むということしか知識がなかったので、まさか「不動産事業」でも融資を受けることができるとは思ってもいませんでした。「悪い借金」と「良い借金」があることに今までの概念が変わります。

 

不動産投資は勢いでするものではありません。本気で勉強して知識を得ることが大前提です。

 

知識がありリスクも理解しているのであれば、勢いで「購入して良い」かと思います。

 

不動産関連の本を読み始めて2か月後には区分所有の不動産セミナーに参加して、その1か月後には2戸の中古ワンルームマンションの契約をしていました。

 

不動産投資をしてよかったこと

どんな形でも「不動産を売買する」経験がしたほうがいいと思います。社会の流れがわかります。

 

家族を持ったときに自宅を諦めて「賃貸生活」を続けていれば、不動産自体を知らないまま終わっています。

 

不動産投資をすることで、その考えがさらに強くなっていきます。

 

資産を持つことができる

土地を所有していることの実感をもつことで、働いたお金で「資産」が残せると感じています。

 

自宅であれば、銀行から住宅ローンで借りたお金を自分の給与から返済することになります。

 

しかし不動産投資は違います。貸し出している住民が返済してくれるのです。家賃収入に目が行きがちですが、これはじつはスゴイことだと思います。

 

面識のない住民が資産のためにお金を支払っているのです。これは本当にありがたいことだと思います。数十年後には自分の土地して所有することができるのです。

 

税金に詳しくなる

これは自分にとって一番衝撃的なことでした。サラリーマンであれば年末調整レベルでしか税金に詳しくなりません。

 

住宅を購入した年に住宅ローンの手続きや医療費控除で税務署に行くことはありましたが、初めて区分マンションを購入して申告したときに、税金の項目、流れを知ることができたのです。

 

初めて行ったときに、何もわからず「青色申告会」の方に相談させていただきました。本当に親切にしていただいたので有難く思っています。

 

そのとき、年配の方に「若いのに賃貸収入があって偉いね。将来のこと良く考えているよ」と褒められたのを今でも覚えています。

 

不動産投資は「知っている人はやっている」世界なのだとあらためて理解した一瞬でした。

 

家賃収入がある

不動産投資の最大の魅力は、やはり「家賃収入」でしょう。これを目的に始める人が大半だと思います。

 

「不労取得」と呼ばれるくらい、確かに作業がほとんどありません。銀行通帳を見るくらいと言われていますが、確かに実感します。私はすべてスマホでネット確認をしているだけなので自宅でも確認できます。

 

私は本業もあるのと遠方に物件を持っているので自主管理はしていませんので、管理会社に委託しています。

 

管理会社とのやりとりも空室が出たときに条件の確認くらいです。それでも月に数十万円のキャッシュフローが入ってくるのは魅力的です。

 

そのお金は、実際には使っていません。将来する予定の繰り上げ返済や再投資に向けて蓄えています。

 

普段の生活は自分の給与で行うことは変えません。そのうえで確実に蓄財されていることに「不動産投資」の最大のメリットを感じます。

 

不動産投資で法人化し、家賃収入を経費として散財する人もいると思いますが、これが本当の目的なのかと思うときがあります。

 

個人差はあると思いますが、家賃収入を自分の人生にどのように活かすかは、じっくり考えても良いのではないかと思います。

 

不動産投資の次を考えることも大事

「収入の複線化」「資産形成」「貯金のよる再投資」など不動産投資にはあらゆる選択肢を可能にしてくれます。

 

しかしこれからは「不動産投資」だけに偏るのはリスクのある時代です。

 

不動産投資だけでセミリタイアするのはもってのほかで、サラリーマンに勤めている以上にリスクがある時代になっていくと思います。

 

「会社の給料」「不動産投資のよる家賃収入」というベースを活かしてさらなる挑戦が必要になってきます。

 

インターネットを使ったビジネスでも、販売業でも何でも良いと思います。同じ時間を過ごすのであれば、何か新しい経験をすることで生活の満足度を上げてくれます。

 

「不動産投資」を本格的に初めて8年目ですが、まだまだ挑戦はしていきたいと思います。

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