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「絶対に儲かる」不動産投資はしてはいけない

「絶対に儲かる」不動産投資はしてはいけない

東京都の新型コロナウイルス感染の陽性者が連日100名を超えてしまいました。第2波なのか第1波がまだ終わっていないのか、いずれにしても長期化は避けれない状況です。

 

「すぐにでも緊急事態宣言」という世間の意見が出ていますが、政府や自治体も経済活動を止めるわけにはいかないのか、支援金にも限界があるのか、共存していく選択肢を取らざるを得ない状況だと思います。

 

半年前までの景色と一変した状況は国民誰もが初めて経験する事態です。周囲に任せるのではなく個々の意識で乗り切るしかありません。

「投資用不動産」チラシが増えている

週末の新聞に入ってくる不動産関連のチラシも増えてきました。一般住宅のチラシの中にも「投資用不動産」の案内も入ってくるようになりました。

 

価格も高く、利回りも低い物件ではありますが、「不動産による家賃収入」は初めて知る人にとっては魅力的なものだと思います。

 

また不動産のチラシのCMを出しているような大手であれば「安心」と思うのかもしれません。必ずしも良いとは限りません。

 

掲載されているのが地元物件が多いと思います。投資用物件の相場として参考程度に見るくらいで良いと思います。

「絶対に儲かる」不動産投資はない

チラシ問わず、インターネットで検索した不動産投資物件に興味が出てきたら、問い合わせをすることになります。

 

実際に取り扱っている不動産会社へ問い合わせをすることで、物件の詳細を確認をします。

 

その際に問い合わせを受けて対応する方の対応には注意が必要です。下記のような言葉が出てきたら要注意です。

注意すべきセールストーク
  • 絶対に儲かります
  • 損することはありません
  • 掘り出し物件です
  • 何件か問い合わせがきています

問い合わせがきた電話なので担当窓口も巧みなセールストークを仕掛けています。しかし投資用物件に「希少性」を強く訴求している場合は要注意です。

 

とくに「絶対に儲かります」「損することはありません」で販売するのは違法性のある行為です。

不動産投資は「安定性」を求めるべき

不動産投資では、極端に「儲かる」投資ではありません。

 

「築年数が古い」や「空室が多い」物件は収益性が見込める物件とされていますが、リフォームや空室募集などで初期コストと時間がかかります。

 

本業もある初心者のサラリーマンには向いていない投資用物件です。リフォームなどは「専用業者にお願いすれば良い」と思うかもしれません。

 

良心的な業者に巡り合えば良いですが、大手不動産会社からの紹介であれば価格が割高な場合もあり、知識もなく丸投げすることで更に多くのコストがかかる可能性があります。

 

初めて不動産投資をするのであれば「絶対に儲かる」のではなく「安定している」ものを購入するほうが良いと思います。

 

キャッシュフロー(現金)が少額ながらも安定的に入居者が入っている物件のほうが、長期的に所有するのであればメリットがあります。

不審な不動産業者には要注意

経済が不安定なれば「悪質な投資」や「詐欺」が横行する傾向があります。今回のコロナ禍により外出自粛という経験のない環境を体験しているので、多くの人が精神的に不安になっています。

 

人の弱みに付け込むような営業も増えてくるので、さらなる注意が必要です。

 

「儲かる話」は決して向こうから来ません。自分自身で調べて確認して納得しない限りは「不動産投資」に限らず始めるものではありません。

 

不動産投資もサイクルがあるので、再び人気が出てくると思います。その際に判断が迷わないのように事前に勉強してち知識をつけておくことが大事にです。

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