賃貸状況を知るうえでは、現地調査が必要です。
一番早いのは、地元住民でもなく、お店の人ではなく賃貸ショップがやはり確実です。
地図上ではわからないことがあります。
千葉県の中核市の提案を受けました。
地名は知っているもののやはり現地を見ておくべきかと思い現地を見にいきました。
駅から15分ほど離れていましたが、幹線道路を少し入ったところなので ロードサイド店が多くありました。
大型スーパーのモール、大型ディスカウントショップ、ファミレス、コンビニと暮す分には問題ないところでした。
駅から離れているけれど大丈夫かなと思い賃貸ショップを訪ねると意外な答えでした。
「あの地域でシングル物件は厳しいですよ。ファミリー世帯が多いのと、2LDK以上であれば戸建を借りる人が多いですね」
確かに閑静な雰囲気で、アパートが少なかったので競争することはないのかと思っていたのですが、シングル物件に需要がないのは想定外でした。
賃貸ショップを3つ回りましたが、ほぼ同じ意見でした。
共通して感じたポイントは以下の3つです。
1.土地の特性を知っている
シングル向きなのか、家賃がどれだけとれるのか、土地本来の特性を知っています。
2.最新の情報を知っている
「あの辺りの新築は、競合が多く立ちすぎたので客付に苦戦している」「最近、事件があったので 避けている」などネットでも出てこない最新の情報を知っています。
3. おススメの場所を教えてくれる
大手の賃貸ショップは、近隣駅の物件も詳しいです。
「4つ先の駅は、遠くなるが始発駅なので好んで住まれる方もいます」
「静かに暮らしたいならこの駅ですね。こちらの駅は土日は人で溢れ返って住みにくいですよ」
賃貸ショップに関して管理物件を預けるオーナーになるかもしれないので、より客付のしやすい土地を教えてくれると思います。
ほんの10分程度の雑談で目からうろこのような情報を仕入れられるので、ぜひ行ってみるべきです。