世界が認めた渋野日向子選手のプレーの速さ
渋野日向子プロが全英女子オープンで初出場で初優勝を達成してから、しばらく経ちますが、その偉業はあまりにも印象強く、様々な影響を与えています。
厳しいプレー中の駄菓子を食べる姿やホール移動中での笑顔でのハイタッチする姿は、スポーツをするプロとしても一石を投じたと思います。
国内ではそのような明るいながらも成績と残せる実力者として、さすが「プロ」と言う印象を与えました。
しかし世界では、渋野日向子プロには違う評価が出ています。
それは「プレーの早さ」です。
渋野日向子プロのてきぱきとしたプレースタイルは、海外のテレビ中継でも「これぞプロのプレー」と評価をされているのです。
ゴルフは一日がかりのプレーです。ギャラリーも時間をかけて見ます。
ギャラリーにも長時間負担をかけないように、少しでも早くプレーすることは必要です。
早いプレーの中でも結果を出すことができるのは本当に「プロフェッショナル」なのだと思います。
「迷い」がないという「自信」の裏付け
その早いプレースタイルは、一言で「迷いがない」と言うべきなのかもしれません。
先日のNEC軽井沢72トーナメントの最終日最終ホールにも顕著に現れました。
優勝がかかる大事なパットで残念ながら3パットすることになりました。
その際パッティングの早さは迷いがないといった感じでした。
「オーバーしても良い」と言う思い切ったパッティングは、スタイルは見ていて清々しく感じます。
それが実行できる、多大な時間での練習をしてきた自信の賜物なのかもしれません。
仕事でも投資でも迷いは必ずあります。
限られた時間でベストな判断が必要な場合の動きで評価が分かれます。
しかし今の社会に求められているのは、「スピード」だと思います。
当然、何も考えずに行動するのは意味がありません。
「長時間で100%よりも、短時間で80%できる方が良い」
こちらの考え方は今の社会では正しいと思います。
20%足りなくても、大筋合っていれば問題ないのです。
多少細かいところで間違いがあったとしても「伝えたこと」「やりたいこと」ができていれば問題ないのです。
そのような点から本当に必要なのは「最初の第一歩」をどれだけ早く足を出せるかだと思います。
不動産投資でも知識だけ集めて購入できない「エア大家」が存在します。
色々理由はあるにしても第一歩の「購入」がなければ「不動産投資」は始まりません。
渋野日向子プロのように「迷いのない」プレースタイルを見ると、あらめて即時行動することが大事である思います。